前から無料キャンペーンの度に読んで面白いと思ってたものの、金連の性格へ抵抗があって続きの購入には至らず。
でも久しぶりに5巻まで読み、続きが気になって先を購入。読み進めてみると、何かを思い出す。あ、これ「大奥」だ。
旦那様の寵愛を巡って
のドロドロ劇は大奥に通じる物があります。
女の嫉妬と欲望が入り乱れ、それぞれの思惑が絡み合い、思っても見なかった結末に辿り着くのって面白くありませんか?
主人公金連は頭が良く行動力があるのでスカッとジャパンにも似た爽快さがあります。金連は性悪女ですが情にもろいとこがあるので憎めないのと、彼女よりクズが沢山出てくるので金連を応援したくなります(笑)
逆に面白いのが金連が愛してやまない旦那様は、彼女が裏で暗躍してることをあまり知らないこと。
そして金瓶梅に欠かせないキーキャラクターは李瓶児でしょう。彼女の存在はこの作品のスパイス。
お気に入りは経済と春梅と菊軒。経済かっこいい。大奥様と3人の奥方もも女性に人気そう。
金連自体はいいキャラだと思うようになったが23巻の展開だけはどうしても受け入れられなかった。ネタバレにならないようぼかして書きましたが、ネタバレになってたらごめんなさい。
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