第二次大戦下に出会ってしまった、敵国同士の二人の激しく苦しい愛のお話
北アフリカ戦線で捕虜として捕えられたナチスの大佐・リヒター。
直前に戦線に合流したアメリカ軍少佐・バリーは、リヒターが見せ物的に複数の兵の前でカラダを弄ばれそう
になるのを止めます。
しかしリヒターは捕虜。
庇ったと見られるワケにはいかず、バリーがリヒターを抱くかたちに。
その時から、二人の激しい愛憎が始まります。
夜毎、抱かれるためだけに自らバリーの部屋へ忍び込むリヒター。
お互いの間に生まれた感情にかすかに気付きながら、何も言わず逢瀬を続ける二人。
でも時代が、それぞれの立場が、二人を引き剥がしていきます…
みなみ先生のシリアス物大好物な私ですが、今回は軍服萌えです
美しいリヒターが片眼鏡+ナチ軍服!
繰り返し引き裂かれる鉄板ストーリーも、わかってても読まずにはいられません。
『コイツは俺のだ、誰にもやらねぇ』とか敵の兵に銃向けられながら言っちゃうバリー、格好良い
Hシーンを周りに見られすぎな気もしますけど
絶望的な終り方かと思ったら、光の見えるラスト。
良い余韻です
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