凄絶という言葉では片付けられないくらいに、エグい話ではないかなと思う。ヒロインは男達にナグサミモノにされて、体をボロボロにされた挙げ句売られてヤクザさんの家業であるパ●パ●豚小屋で、男にひたすら抱かれるという地獄の日々。それでもヒロインがひ
た向きに前を向いているのは、亡くなったお母さんや姉妹のため。
なんというか、昭和の戦後はこんな話が盛り沢山だった。街に立つ女達の実録物も沢山読んできた。それを上回る漫画だったので、辛いというより心が痛くなる。でも面白くてどんどん読めてしまう。作者が如何に頭脳明晰かがわかる。どんな漫画より今は続きが一番気になる。
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