BLマンガ

2巻完結

龍神様にお嫁入り【単行本版】【電子書店特典付き】

いけがみ小5

（4.4）投稿数75件

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作品内容

【こちらは話売り『龍神様にお嫁入り穢れはカラダで祓うもの』1～4話を収録した単行本の電子版になります。電子書店限定書下ろしマンガ１P収録】狛犬の石蕗は、異母姉にきた龍神への嫁入り話を押し付けられ突然神嫁になることに。妾の子である自分で代わりになるのか不安を抱えて迎えた輿入れ当日。龍神・棕櫚は「待っていた」と石蕗を強く抱きしめてきた!!穢れを癒すために身体を捧げる石蕗に、甘やかすように優しく触れてくる棕櫚。これはあくまで儀式なのに…薄幸な境遇で育った石蕗には棕櫚の愛は甘すぎて!?

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完結

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詳細

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作品情報

ジャンル

： BLマンガ

電子特典付き

作品タグ

：体格がいい / 受けが可愛い / 幸せな気持ち / 純粋な気持ち

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：秋水社ORIGINAL

雑誌・レーベル

： BL宣言

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2022年1月25日

ファイルサイズ

： 59.8MB

ISBN

：

4910429492

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

龍神様にお嫁入りのレビュー

平均評価：4.4 75件のレビューをみる

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高評価レビュー

しゅうさん

(女性/40代) 総レビュー数：767件

龍神様の加護と穢れと

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ ●両巻とも150P程度なので、定価はややお高めかも？1巻は割と頻繁に値引きされているように思いますが、2巻は全然…出版社クーポンを待ちに待って…ようやく拝読しました！思っていた以上に良かったです。
●狼の家で妾の子として酷い扱いを受けている石蕗が、本当にまっすぐに育ってるのがもうそれだけで泣ける。家に捨てられる形で棕櫚の元に嫁ぎますが、ホントその方が良かったよ…と思えます。（石蕗にかける棕櫚の優しくも古めかしい話し言葉が個人的にツボです。）
●幼い頃から“おかみさま”にお祈りしてる姿が冒頭に描かれているので、棕櫚に嫁いでこれだけ溺愛されるのもさもありなん…かと思いきや、2巻で二人の関係はそれだけではなく…という展開が良かったです！（後述）
●石蕗の姉は徹底的に悪役で、めちゃくちゃ（悪役として）いい仕事しました。石蕗は優しすぎて姉を立ててしまう。でも棕櫚はこの姉を目にもかけない。そして…姉はついに石蕗を害してしまうのです。
●（とてもネタバレ→）ここで棕櫚の“穢れ”は幼い石蕗の大怪我を棕櫚が癒したことによる“血の穢れ”だった…という真実が描かれます。この怪我も、心優しい石蕗が姉のためにがんばった結果であって、穢れの元凶は狼の家にあるわけです。そういえば石蕗との交わりによって祓われた穢れは、狼の山に返っていた。棕櫚の加護は石蕗に、穢れは狼に。この展開良かったです。カバー下の「長兄の鈴懸にも棕櫚の加護が少し」というのもなるほどなぁ！と。
●姉によって傷付けられた石蕗を、棕櫚は癒します。そして再び血の穢れを負い、もはや神ではいられず、怪となってしまうのです。それでも二人は幸せそう。一緒に歳をとることができてたらいいな。使君子と冬青に遠くから見守られながら。
●各巻表紙に「石蕗」と「棕櫚」の花が描かれていて、ふと花言葉を調べてみたのですが、二人にかなりマッチするかも。作者さんにその意図があったかどうかは分かりませんが、勝手に納得しています。（でも「冬青」を見ると、別に意味はなかったかもしれない…とも思ったり。笑）
●ストーリー展開も二人のいちゃラブ具合もとても好きでした。描き下ろしは両巻とも『もしも子供の時に来ていたら』ですが、これも含めて幼い頃の石蕗が本当にかわいい。時々子どもっぽい棕櫚もかわいい。オススメしたいです！（レビュー長くなってスミマセン…）

6件

2023年7月4日

まろんさん

(女性/－) 総レビュー数：898件

とにかくチビ石蕗が可愛い！！！

【幼馴染み〜】が好きでこちらを作者様好きで購入後に寝かせていたのですが…地雷系をつい読んでしまったので、何か〜と求めて読んだのですが、タイミングが微妙だったのもあるのか、期待していたよりエロさが足りず涙。恐らく人外ものだった為に少し分かりにくい部分があったのもあり、期待し過ぎてしまったのも悪かったんだと思います。でも棕櫚様の石蕗への溺愛振りは、とっても良かったです！ラブラブ成分は補給出来て満足ですし、また石蕗の幼い頃のシーンで見るチビ石蕗が、もう可愛いくて可愛いくて笑。今回、それだけで星5でした…あまり参考にならないレビューですみませんm(__)m
因みに妾の子ということで、石蕗が虐げられたり、悲しい思いを幼い頃からしてしまった為に本音を言えないようになってしまい、自己評価が極端に低くなってしまったことが顕著に浮き彫りになることが、2巻で悪役登場にて色々問題発生します。その辺りでは石蕗のそんなところと人が良すぎるところに個人的にはめちゃイラっとするのですが、ちゃんとその辺りも解決していく流れが良かったです。そして、しっかり悪役には天誅が下り、ハピエンで終わります。少し2巻では悪役がしゃしゃり出て来るので、イチャイチャ度の糖度補給が1巻より少なくて物足りないなぁと思っていたら、その後よ補足説明が後書き後にあり少しスッキリしました。作者様の考えるこの結末、私はなるほどと感じました。石蕗の性格も考慮するとなるほどと言った感じです。
1巻、2巻共にチビ石蕗ちゃんの描き下ろしが入っているので癒やされますよー。しかし、好きな作者様でも4話とこの描き下ろしでこのお値段は少し高いよ〜と個人的には思うので、何かのセールやクーポンなど利用して購入読破をオススメします^^;

2件

2022年7月22日

zen さん

(－/－) 総レビュー数：51件

溺愛、えち多。内容もしっかり詰まってます

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 清々しいほどにぶれないクズな姉のせいで嫁入り前も後も苦労の連続、棕櫚様は神格まで失う事に…。
石蕗の、よく言えば優しく、悪く言えば優柔不断なところが棕櫚様の神格を左右することになりますが、元をただせば子供の頃の石蕗の命を救った際も怪我の原因は姉なので、きっと姉は貧乏神の神使だったんですね。
神堕ちしかけても石蕗の命をいつも救う棕櫚様の溺愛っぷり、常に石蕗を最優先する思考(姉を排除する姿勢は特に)は最高でした。
神様のままでいてほしかったですが、そうすると棕櫚様の感情の状態によって下界に影響が出てしまうし、2人の距離感？はいつまでも神様と狛犬のままだったかもしれません。
なんのバックグラウンドもなく愛し合う関係でいられる方が2人にとっては幸せなのでしょうね。
石蕗の性格上、自分のせいで…自分の姉のせいで…ともっと責めそうなところですが、そこは乗り越えられたんでしょうかね？
愛されることでもっともっと自信をもって、棕櫚様の隣に立っていて欲しいな、と思いました。
なんなら神堕ちしても神通力は少し残り、子孫の要らない一代限りの神という縛りがなくなったとしたら、子供がいる未来もあるような気がします。
最初から最後までえちえちらぶらぶです。
2人の体格差も良きです。
ページ数は少なめですが、満足のいく読み応えです。

2件

2023年7月9日

ピカニキさん

(女性/－) 総レビュー数：1676件

一途な神様と信心深く心優しい狛犬

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 神使いの狼と狛犬の間に生まれた狛犬の石蕗は､妾腹のため母親の死後は使用人として狼家で働いています｡腹違いの兄姉や他の使用人達に爪弾きにされている石蕗は幼い頃から信心深く､誰も見向きもしない小さな祠に自分の少ない食事からお供えをしていました｡ある日お供えした帰りに山神様からの使者に狼家への道を尋ねられます｡それはお輿入れの申し入れだったのですが､我儘いっぱいの狼家の娘は堕ちかけた神に嫁ぐのを嫌がり石蕗に押し付けます｡狼ではない狛犬が山神様の伴侶になれるのか石蕗は不安を訴えますが､石蕗が嫁とならねば山神•棕櫚の穢れは浄められず禍つ神となってしまうのだと教えられます｡そして当の棕櫚は狼家の娘ではなく石蕗を嫁に欲したと言うのでした｡本人は覚えていないのすが､石蕗は幼い頃から棕櫚に可愛がられていたのです｡今までの境遇もあって甘え下手な石蕗を棕櫚はあの手この手で可愛がり､棕櫚の穢れは下界へと流れてゆきます｡穢れは川の氾濫や地滑りとなり村を襲い､村人の不満の矛先は狼家に向かうのでした｡心優しい石蕗と､石蕗だけが大切でメロメロな棕櫚が狼家の我儘娘に引っ掻き回されます｡神を捨てても石蕗といることを選ぶ棕櫚の執着っぷりが良きでした｡

0件

2023年7月16日

わっきゃさん

(－/－) 総レビュー数：4897件

爽快な溺愛シンデレラストーリー◎

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 2巻完結(2巻6月新刊)とても良かったです〜!!
神様婚姻譚ですが、幼少期の切な可愛い回想シーンの数々が
しっかりと話の根拠になっていて、神様の深い慈愛に心を打たれました。小5さんの振り幅を感じられて◎

狼×狛犬のmixで妾腹故に、村の名家狼家で虐げられて育った石蕗が、美しい愚姉の身代わりに山神の元に輿入れする始まり〜。

山神として生きる龍神棕櫚×狛犬石蕗の話。

二人の対照的なキャラがとても良く、龍神棕櫚さま三度目の正直を果たした爽快な溺愛シンデレラストーリー◎

愚かな異母姉が見事なまでのヒール役(おバカすぎて小物感あり笑)で腹立たしかった分、お見通し棕櫚さまの制裁にはスカーーッと◎
棕櫚さまの穢れが村民達の信仰心が薄れた為ではなかった点にもグッとくる。幼い頃から一連托生だった運命的な二人の婚姻譚の結末に満足です。爺もそよごも大好きなので四人で暮らす日々をまたみたいな〜

7件

2022年7月26日