マンガ多すぎ!業界最大級!!
漫画(まんが) ・電子書籍のコミックシーモアTOPハーレクインコミックスハーレクインコミックス ハーレクイン ハーレクイン 薔薇と宝冠 Ⅱ 復讐の使者薔薇と宝冠II 復讐の使者 1巻
無料会員登録で【70%OFFクーポン&最大100%pt還元】

薔薇と宝冠II 復讐の使者 1巻

500pt/550円(税込)

クーポン

会員登録限定70%OFFクーポンで
お得に読める!

作品内容

女官として宮廷に上がったエマは、英国女王に見出されて宮廷へ招かれたアイルランドの貴族・コナーを探るために送りこまれた、スパイだった……!

詳細
  
簡単
1巻から|最新刊から

作品ラインナップ  全1巻完結

レビュー

薔薇と宝冠 Ⅱ 復讐の使者のレビュー

平均評価:4.7 16件のレビューをみる

レビューを書く

高評価レビュー

命がけで身代りに好きな人を救い出す断頭台
愛する家族と愛する男性の狭間で苦しむヒロインが取った解決方法は、既に腹を決めていた彼を驚愕させた。そしてそのヒロインの捨て身の行動の、隠しようもない愛と勇気。愛する人のために死ねるか、という、よく言われる究極の愛の命題を、このストーリーは壮大な歴史の陰謀の中で、見事に美しい姿で提示してくれる。
ヒロインが彼のために断頭台の上に登って執行官に訴える姿は、まさに、歴史舞台の権力闘争のさなかに咲く大輪の薔薇。自分の選択に些かの躊躇もない堂々たる愛の開花。
見事なまでに毅然と進み出ての公衆の面前での直訴、愛し合う男女のはかない(HQなので読者はクライマックス後に期待できる)気持ちの確認。
二人とも、自分かわいさよりも、相手のことを思っているという、崇高さ。
家族を人質にとられて意に沿わぬ行動を強要されていたヒロインが切れるカードは無かったから。

最高権力の座にいる女王も、王としての孤独と女としての寂しさとを抱えている。
そんな、厳しくも強く生きなければならない女王を、悪者として描くことはできず、物語の決定的方向付けのみ担う。

このシリーズ1、2と読み進めてきたが、敵だらけの中で迂闊に他人に心を許せずサバイバルしなければならない人間たちの、疑心と信頼の関係がよく表されていて楽しめた。

シリーズそれぞれ独立して面白い上に、繋がりが適度に関心を縦横に広げてくれて、一層登場人物たちに愛着が持てる。
96頁の、コナーの後ろ姿の肩が良い。

星はもうひとつあげたいくらいだ。
いいね
1件
2016年12月29日
お互いを思いやる心に星5つ
こういう、好きなヒトのために命をかけられる話、大好きです。
自分の家族を人質にとられ、葛藤しながらも一度はヒーローを裏切ってしまうのですが、最後には命をかけて助けようとするヒロインに涙ウルウル。そしてそんなヒロインを制して、愛してるといって自ら命を差し出そうとするヒーローにも涙、涙です。
ヒーローは、例え裏切られたんだとしても、人をこんなにも愛することができたんだということに幸せを感じ、ヒロインを憎むこともなく、ほんとにいいヤツすぎるってくらいの男前した。

ただ、ラストでヒーローは兄に、ヒロインのお父さんに挨拶することを相談してるのですが、そのシーンよりはもっと二人の幸せなシーンにページを費やしてもらいたかった気もします。
なかなか結ばれなかった二人だから、もっと二人の幸せそうな姿が見たかったかなと。

あと、なにげに女王陛下もかわいそうな人だなあ思いました。ヒーローのこと、ほんとに好きだったんですね。まわりの人間は信用できる人が少なくて孤独で。
最後ヒーローを自由にしてあげるとこは悲しかったです。
いいね
0件
2013年11月18日
シリーズ2
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 前作のヒーロー、ローリーの弟、コナーが今作のヒーロー。女王陛下にも愛されている美しくて賢くて凛々しいヒーローです。その彼と恋に落ちたのがヒロインのエマ。美しくて家族思いのエマですが、義母に陥れられて、コナーの動向を探るスパイの役を押し付けられてしまいます。女王の親戚ながら女王の命を狙っている義母に操られ、コナーを断頭台に送ってしまうことになったエマは、最後の最後で勇気を振り絞ってコナーを救おうとします…このシーンは感動しました。そして最後に二人の窮地を救ったのが、コナーの兄のローリー!家族の絆で、悪辣な計画から女王のまでも救います。敵役のダンスタン、最低な男でした。ということで、とても面白いシリーズです。さちみ先生のヒストリカル、最高ですね。
いいね
0件
2022年5月29日
エマと陛下
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 1の「愛ゆえに」の方もかなり命の危機の連続でスリリングだったんですが、こちらも陰謀渦巻く宮廷での命がけの攻防戦。アイルランド出身のコナーとスパイのエマは最初から危機の真っただ中、最初からクライマックス。ギリギリのところで駆け抜ける二人の疾走感は全くロマンスどころではないって感じですが、ラストはさちみ先生なので安定の大団円です。女王陛下、思ってたよりずっとコナーに本気だったんですね…。国のために愛した男を処刑させなければならない苦悩の表情、愛のために手放してあげた優しさと切なさ。このお話には二人ヒロインが居ましたね…。
いいね
0件
2023年7月17日
ヒストリカルは麗しい
16世紀英国、エリザベス一世の時代。服装も背景もきらびやかで眼福です。きらびやかな服の下に隠れた欲望と陰謀もこの時代ならではのものなのでしょう。3部作なので読み応えがあります。誰にも決して心を許さない孤独な女王のほんの少しのギャグ顔に、なんだか救われる気がします。
いいね
0件
2016年12月18日

最新のレビュー

シリーズ 弟編
シリーズもので前作の兄編と同様に今作の弟編でも、時代背景や丁寧な心情描写が暗く重い作風に感じられますが、最後まで読み応えあって大満足です。
いいね
0件
2024年8月1日

この作品を読んだ人はこんな作品も読んでいます

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

 

Loading

 

 
 

お得情報をGET!登録してね

▲ページTOPへ