美大を目指していた昴は、ある美大のオープンキャンパスで心惹かれる絵に出合い、その大学を受験することにする。見事に受験に受かって大学の近くに下宿することにすると、なんとお隣さんはあの絵の作者で先輩の陽平さんだった。気さくな陽平さんとはすぐに部
屋を行き来するようになり、彼が朝が弱く木曜日の一限の必修を落とすと留年してしまうということから、人助けで陽平を朝起こし、朝食を食べさせるのが習慣となる。そんな一年が過ぎ、陽平は単位を無事取り、お役御免かなと思っていると、彼が部屋に女性を入れるのを見てモヤモヤしてしまう。ところが陽平は昴のことが好きなのだとわかって……。
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