「この時を待ちに待っていた…ひとつになろう」
蛇のように先割れた舌が、口の中をぬるぬると犯し…
私の舌に絡みついて…苦しいのに、もっと……っ!
アパートの取り壊しのため、亡くなった叔母の古民家に住むことになったイラストレーターの林檎。
「待っていたぞ。よろしくのぅ…我が妻、林檎よ」
林檎を出迎えた、白い髪に赤い瞳…浮世離れした風体で微笑む男――家を守護する屋敷神・白銀は、自分が林檎の婿だと言って…!?
「夫婦となって初めての夜なのだ。つまり、初夜だろう?」
彼氏もできたことないのにいきなり!?
どうなるの私――!?
神様の執着愛に甘く抱かれる溺愛婚姻譚!
(この作品は雑誌「恋愛白書パステル 2023年10月号」に収録されています。重複購入にご注意ください。)