このレビューはネタバレを含みます▼
この主人公、祖国を侵略して滅亡させた敵国に騎士として入り込んで復讐の機会を伺っているらしいので何か策略があるのかと思いきや、全てにおいて行き当たりばったりですね。しかも、ヒーロー役が自慢げに見せびらかしている輝精石は、主人公の目の前で惨殺された養父の胸から強奪されたものなのに、良く冷静でいられますね。
祖国滅亡当時の敵国の王は序盤でアッサリと失脚し、王位を簒奪した次の王様の口約束を信じて力を貸すとか、主人公の頭には脳ミソ入ってないんでしょうか。
ラストはヒーロー役と結ばれてめでたしめでたし・・・って、おい!復讐はどうした?