わたしは一巻だけ無料で読んで、圧倒されて即レビュー書いてます。即、続きも買ったので読みます。
身体的にも恵まれ、大体のスポーツは人より上手くこなせる、動画で見ただけで変化球も投げられるような天才的な綾瀬川。でも明るくて無邪気で本当に年
相応らしさのある少年。
ただ楽しく野球をやりたいだけなのに、その才能に周りの大人たちが魅了され狂わされている。読んでる側としては、もっと綾瀬川の気持ちを尊重して欲しい、身近な大人たちが歪ませないでほしいと辛くなってしまう。
中高校生にもなってないまだ子ども、だからこそのまっさらな心の機微、思春期の繊細さ、綾瀬川の純粋さとその無意識の棘。子どもたちは何も悪くないはずなのに。
いやほんとツラい。
日本代表U-12の他の子たちは、目標の為に真剣に打ち込むことや勝負、チームで協力することなどを経験しているから綾瀬川より大人に感じる(それでも子どもな部分はもちろんある)。
題名が「ダイヤモンドの功罪」で英訳が「the days of diamond」、綾瀬川の功罪は一生背負っていくものということなのか、綾瀬川の成長の日々ということなのか…。一巻までの現時点、題名見るだけで心臓ぎゅっとなる。
(2巻読了)綾瀬川ぁぁーーーー。未熟なんだね…でも楽しかった記憶がないから仕方ないのかも。ここから人として、プレーヤーとしてどう成長していくのか、成長してほしいと期待。
それに対して巴くん、もっと自分のこと考えていいんだよ…と言いたくなる。なんて成熟しているんだ…。ちょっと不穏?なのでただただ健やかに育ってほしいと祈っている…。
一巻から思っていたけど、コマの使い方や演出が上手いところが随所にある。セリフやモノローグを敢えて入れず表情だけ見せている、しかもその表情からもはっきりと読み取れなくて心臓がどきどきする。絵の若干の拙さがより表情豊かに、人間味あるものに見せていて良いなぁと思う。
(3.4巻読了)少しずつ、ほんの少しずつ変わっていく、周りに歩み寄っていく綾瀬川。並木監督と出会えて良かった、代表の監督コーチ陣は本当に選手たちのことを考えてくれる人たちで良かった。でもすんなりトップ選手になる道を歩むわけではなく…続き早くください
キャラ一人ひとりの性格、考え方をかなり作り込んでいて、内面をすごく丁寧に描いていて面白い。
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