このレビューはネタバレを含みます▼
5年前の信州で主人公の滝沢エリーゼは17歳の高校生として日々を生きていた。
彼女にはとても体力があり自分はなにかしらのチカラを持った人間だと思い込んでいた。
友人のアキコはそんなエリーゼを生暖かく見守っていたがクラスの女子はともて冷たく見ていた。
体育のときに目立ちたがるような部類だと思われているエリーゼだが本当に自分には身体から湧き出る超常現象的な力があると思い込んでいる中で地震が起こる。
最近多いねと終わらせるようなものであったがなにか予感のあったエリーゼはアキコと一緒に屋上に行き外の景色を見ていると火の手が上がっているのを発見。
しかもそれは火が自分の意志を持って移動しているようにも見えた。
それを目の当たりにした二人は教室のみんなに避難するように言ってみんなを動かすがエリーゼは自分の力を今こそ使うときだと思い…。
本当に特別な力を持っていてもそれを信じてもらえず変な子扱いはつらいだろうにそれでもめげずにポジティブなのも才能だと思った。