「私は女王様なんかじゃない――!」革命の最中、娼婦のアデルは処刑台に立たされていた。国を乱した女王セレスティーヌと瓜二つな顔の彼女は、身代わりにされてしまったのだ。しかしギロチンの刃が落ちた瞬間、アデルは5年前に戻っていた。「このままだと『また』殺されちゃう!」女王への不満がくすぶる国を捨てて逃げようとするアデルだが、女王の婚約者ローランの馬車にぶつかり、女王と間違えられて王宮に連れ帰られてしまう。処刑の運命を変えるため、アデルは女王を演じ切ることができるのか――!?
娼婦は女王を演じる【タテヨミ】(40巻完結)