このレビューはネタバレを含みます▼
アリア・フォン・ヴィンターハルトはローゼンベルク帝国の皇太子護衛隊の隊長をしている女性である。
部下からも信頼されている彼女の仕事の後のプライベートが気になる人もいるらしいがストイックな人だから鍛錬をしているんじゃないかと予想されている。
しかし実際は仕事の後酒場に行きマスターに泣きながら今の仕事を続けられる自信がないと絡み酒をしているのだった。
もちろんそんなことをして日々を過ごしているなどみじんも思わせない態度で翌日の仕事にとりかかっているのは見事なものである。
仕事に弱音は持ち込まないと決心しているアリアだったが彼女が護衛している皇太子のユリウスは顔がいいものの性格にとても難がある男の人であり仕事をしながらもアリアのストレスがたまってしまう。
うんざりしているアリアに対してユリウスは楽しそうにしているが…。
顔のよさでチャラにできないほどの人と仕事上で顔を突き合わせなければいけないのは大変だろうなぁと思った。