女にしては男らしい顔や無意識のイケメンな振る舞いのせいで男性に間違えられることの多い涼。“かわいい”や“女の子らしい”に憧れがあるけれど、過去の嫌な経験から現在も自分の“好き”を表に出すことができないでいた。
さらに、会社の同僚男性が涼のことを「女として見るのは無理」「女のくせいに女ウケ狙っててうざい」と言っているのを耳にしてしまいショックを受ける涼。
思わず座り込んだ涼に声をかけてくれたのは、偶然通りかかった一人の男性で……
「世界一可愛くなっちゃおうよ」
親身に話を聞いてくれた男性は涼が可愛くなる手助けをしてくれると言い――
「可愛くなりたい」「恋をしたい」涼の願いは叶うのか!?