台湾原住民の伝統 ✕ 日本の故郷の味
台湾東部・花蓮の風味!
アミ族の少女料理人の癒しのメニューをご賞味あれ
刺葱(カラスザンショウ)入り卵焼き、
月桃の花の天ぷら、パンの実と小魚のスープ……
今もなお原住民・アミ族の人々が多く暮らす
台湾東部の町・花蓮。
第二次世界大戦中に、アミ族の少女・バナは
日本人家庭の家政婦として雇われる。
物資が乏しいなか、バナは創意工夫を凝らして
土地の食材と原住民の食文化を組み合わせ、
日本人の口に合う料理を作りだす。
その味は、日本を遠く離れた一家の心に
懐かしさと、新しい記憶を刻み込んでいく――