会社員の香月優夜は愛犬・タビを失ってから、ふとした時に泣いてしまうほど沈んだ日々を送っている。 ある朝、タビと散歩していた道を泣きながら歩いていた優夜は、大学生の黒崎快晴に声をかけられる。 毎朝ジョギング中にタビと散歩する姿を見かけていた快晴は、ペットロスで傷心中の優夜を心配し、毎朝二人で会おうと提案する。 「優夜さん 俺には甘えていいんです」 他人に弱い自分を見せるのが苦手な優夜だったが、撫でたり、抱きしめたり…と沢山甘えさせてくれる快晴。 ひょんなことから交流が始まった二人の距離は少しずつ近づいていき…?