「私を愛しているなら、そこにひざまずいて」――百貨店に勤めるOL、椎名葵。葵は元大臣の孫娘で、大手メーカーの御曹司である蒼佑と婚約していたが、祖父の無実のスキャンダルにより、婚約を一方的に破棄された過去を持っていた。身内が決めた婚約関係であっても、蒼佑を心から愛していた葵は深く傷つき、別れの言葉すらくれなかった彼を憎むことしかできずにいた。そんなある日、売れっ子モデルの弟の撮影現場を訪れた葵は、蒼佑と偶然再会する。「もう一度君に会いたかった…!」戸惑う葵を蒼佑は抱きしめ、それから彼は何度も葵の前に現れることに。蒼佑を信じることができない葵は、地面にひざまずくよう蒼佑を試したが…。