フェラーリやマセラティといった名門スーパーカーの聖地、イタリア・モデナで生まれ育った剣(ケン)・ フェラーリは、敬愛するエンツォ・フェラーリ亡きあと母の故郷である日本に渡る。剣はモータージャーナリスト兼レーシングドライバーとして活躍する一方で、私生活ではフェラーリ・ディーノを愛車に周囲の女性達と恋愛遍歴を重ねる。剣は速水トオル(ポルシェ・911カレラ4)、龍・アレジ(ポルシェ・959)、風吹裕矢(『サーキットの狼』の主人公)らライバルと切磋琢磨しながら数々のレースに参加して行く。実は剣にはイタリアでテストドライバーの同僚をマシンテストの競争中に、死亡させてしまったというトラウマがあった……。スーパーカーブームを巻き起こした『サーキットの狼』の続編。巻末に特典として池沢早人師オリジナル原画を掲載!