子どものころ、母に連れられて行った絵画展で「黒い天使」の絵を見て夢中になった佐佑は、絵を描く道へ進むために進学する。しかし、大学ではパッとせず、ほかに上手い人はたくさんいて、佐佑は授業についていくのも精一杯。ある日、同級生から「黒の天使」を描いた画家の息子が同じ大学にいることを聞き、陶芸科にいる彼の作品を見に行こう! と同級生に誘われる。そこで出会った先輩に「天使」のイメージを重ねた佐佑は、絵のモデルをお願いする。先輩は何でも言うことを聞くことを条件に引き受けてくれたが、浮かれた佐佑が先輩のことを多方面に話してしまい先輩の逆鱗にふれることに…。 コミックス版特典として、描きおろしコミックがついたボリュームUP版です!