「突然だが俺と結婚してくれないだろうか」
両親を失い、兄と二人で暮らす伯爵令嬢リディア。
幼馴染みで初恋相手でもある騎士・アレクから契約結婚を申し込まれることに!
究極の合理主義と名高いアレクの求婚理由は、もちろん家のため。
悩むリディアだが、気持ちを隠して結婚することを決意。
そして、迎えた初夜。
やってきたアレクの手には性交渉の回数や使用する道具(!?)など夫婦生活のルールが書かれた分厚い書類が!
だけどアレクのキスは想像以上に甘く、激しく…。
お飾りの妻と分かっていても、熱い視線に体は疼いてしまい――!