偽りの愛を終わらせる。私は黒幕を解放する
制作:パーマ(シーモアスタッフ)
小説内の悪女・シリエナに憑依した主人公。そこは、実母が強大な力を持つ黒幕・アジェスターを洗脳し操る歪んだ世界でした。自分への盲目的な求愛もすべて呪縛による偽りだと知った彼女は、彼の尊厳を取り戻すため、ついにその呪縛を外す禁断の手立てを実行に移しますが……。自分を愛するように仕向けられた操り人形を救おうとする主人公の、正義感ゆえの葛藤が胸に刺さります。洗脳下にあるアジェスターの献身はあまりに甘美ですが、それが「作られたもの」であることに耐えられないシリエナの決断が、物語に心地よい緊張感を与えています。美麗な描写で描かれるアジェスターの瞳が、意志を取り戻した瞬間にどのような色を宿すのか。支配と被支配の関係が崩れたとき、単なる救済では終わらない「真の執着」が芽生え始める展開から目が離せません。原作はflangby先生、脚色・作画はJ00先生です。解き放たれた怪物は、救い主を愛するのか、それとも――。運命が反転する衝撃の瞬間を、その目で見届けて!