同原作者さんの『野の花に寄せて』スピンオフ。
ケインへの片想いから強欲な母親の策略に加担し、2人を苦しめた義姉妹と、リオに失恋したカウボーイの話でした。
どうせあの毒婦ラモーナの娘だ…と、偏見と軽蔑の目で接するタイと、傷付けられる事に過
敏で自虐的なトレイシーは、最初は口論ばかりで。
しかも、お互いに誤解したままのやり取りは噛み合わなくて、前半は読んでいてあまり面白くはなかったです。
評価を上げるのは、金目当てに舞い戻ってきた母親と対決する辺りから…。ラモーナに決然と立ち向かう主人公に、好感を覚えました。
もっとみる▼