父を亡くし、病床に伏す母に代わって家族を支えていく羽衣。これ以上、手術を遅らせることはできないが、入院費すら払えていない状況に羽衣は人生を悲観する。そんなある日、父の旧知の仲であった西織議員の妻・菫から信じられない提案をもちかけられる。その提案とは、菫の娘・未咲の代わりに彼女の夫であるHSグループの専務取締役・蓮との子を産むというものだった。最初は無謀な提案に断固として拒否する羽衣だったが、菫が手を回し入院中の羽衣の母を病院から追い出そうとするなどの手荒な脅迫に怯え、仕方なく提案を受け入れる。たかが金のために体を売りに来た羽衣に怒りと嫌悪をぶつける蓮と、徐々に混乱に陥っていく羽衣。そうして、体を重ねるたびに2人の感情が深く絡み合い、やがて波乱を巻き起こしていく。