没落したバッシュブロウ子爵家の長女レミィは、家族を守るため働き詰めの毎日を送っていた。母の病、父の怪我——働き手を失った子爵家は悪徳高利貸しに頼るしかなく、借金の取り立てが連日押しかける。
しかし、レミィがいくら働いても利息を返すのが精一杯で、その生活は限界に近づいていた。
そんなある日、彼女のもとに一通の縁談が舞い込む。
相手は、毎晩城から悲鳴が聞こえると噂される『笑う死神』ロクンダール伯爵。結納金で借金を完済するため、レミィは覚悟を決めて死神の城へと嫁ぐことに。
そんなレミィを出迎えたのは、返り血をまといながら微笑む美貌の伯爵ブルーノで…!?
※この作品は『溺れるほど愛されて、幸せになってみせますわ!アンソロジーコミック31巻』の収録作品です。重複購入にご注意ください。