タイトルが可愛い〜。全203ページ、表題作のみです。
方言、地方色あり。土地勘のある人なら同級生の名前にニヤリとするでしょう。
これ買っておいた自分に拍手!マジで好きでした。
「のはらのはらの」が大好きなので間違いないとは思ってました
けど、もっともっと好きかも。
隣同士に住んでるDK2人の何気ない日常が、だんだんピンクに染まって赤い苺みたいに甘酸っぱくて。
好きかも、という自覚。
でも幼なじみの友達の部分はそのまま。
つるんでゲームして同じ布団に眠って。でもドキドキして、自分の性的嗜好は本当はなんなんだとかちょっと寄り道しちゃう。
直接的なえちシーンなんかこの2人に関してはもういりません。でも互いに互いのことが大好きなの。
ちひろが枝光に持って帰ってやろうとした人んちの野菜果物(ちひろはそれ食べて食中毒で倒れる)。お馬鹿なDKのお馬鹿な日常。なのにキュンキュンきます。
ずっとこの時代の中にいられたらどんなにいいだろう。
サイダーの泡が弾けている僅かな時間を惜しむような気持ちになれる良作です。
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