12月かな、小学舘のセール時に
小玉ユキ先生の短編集を読み、好きだったので今作“追い購入”しまし
た。
やはりとても良いです。
出版2007年ですが、古さは感じません。少しだけ出てくるケータイ電話の型くらいでしょうか。
5
つのお話が入ってますが、全てに
人魚が出てきます。
人々の生活の中に溶け込んだ形で登場してますが、そこがとても良い。
恋愛のお話だけど、サラっとした読み心地。
現の中にファンタジーが溶け込んでおり、普段少女漫画、女性漫画読まない方にも読みやすいと思います。
様々な意味で自由度が高く、
硬くなった頭を頭皮マッサージされるかのような刺激(?)をくれる感じ。
すごく寛容で、優しくて、ロマンチック。
あたたかくて、くすぐったいような、心が柔らかくほぐれていく気持ちになりました。
おもしろかったです。
(195p)
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