いきなり喧嘩を売ってきた浪花番連合。甲子園野球の応援のために全国から集まってくる応援団から“通行税”を取っている不良どもだ。浪番特攻隊30人を蹴散らしたバンカラ派だが、敵の総数は3000人! バンカラ派20人は大阪からの脱出路を断たれ、窮地に陥った。しかし南部は、正々堂々と戦いを挑み、大阪城下で激突する。圧倒的に劣勢ななか、金沢からの応援が到着し、見物していた他校の応援団もバンカラ派に加わった。50人の親衛隊を突破して天守閣にいる天王寺に到達した南部は、疲れきった身体で一騎打ちを挑む。揉み合ううちに天守閣から落下するが、南部は天王寺の身体を掴んでぶら下がった。辛うじて助かった天王子は、負けを認め、バンカラ派に入る事を誓う。