モンデン先生の作品は、BLにどっぷりハマってしまった故、最近すっかりご無沙汰してしまったTLで読んでおりましたので、短編なのにキツキツ感なく楽しめ、絵もキレイというのは存じ上げておりました。ついにBL進出なんですねっ、即作家買いでした
少々ネタバレ。
1〜6話:表題作で、表紙絵の眼鏡の男性が、ツンデレファンドマネージャーのゲイ(受け)政木で、ヒゲの男性が、政木に、金を持ち逃げしたセフレの恭一を探す依頼をされたノンケの探偵、三条(攻め)。
全て金で割り切ろうとする政木の意外な可愛さに、うっかりドキドキした三条が、ノンケなのにドンドン政木に惹かれていく様、そして家庭の事情から、ゲイであることに引け目を感じているが故、ノンケの三条を金でつなぎ止めようとする政木が切なく、でもやっぱり可愛かったタイトルの理由は読めばわかります(笑)
7〜10話:別CP。
期待のノンケ営業マンの梅(受け)と、大学の同級生で、酒関係のルポライターのカンジ(ゲイ・攻め)。
卒業後も仲良しな2人だったが、女性とくっついては別れる梅が酔っ払ったある日、カンジが「好きになるのがどういうことか教えてやる」と、襲ってしまいます。
本人ビックリするくらい、感じてしまった梅、そこでサブタイトルの“負けず嫌い”発動になります(笑)梅、可愛い
11〜12話:表題作のスピンオフ。
表題作で政木の金を持ち逃げした恭一が主人公。
彼が、表題作主人公の2人も馴染みにしているBAR紅蜥蜴(ヨーコママ♂可愛い)で飲んでいると、強面の男が恭一を訪ねてきます。彼は実は…、なのですが、元々政木の金を持ち逃げしたのも、ある理由があったからで、彼自身は大変気のいいジゴロです。
その恭一はタチ専門ですが、それは何故か、これまた理由がありました。
この話も好きでした。
その後に、表題作CPの、クスッと笑える話が入ってます。
長くなりましたが、全話エロいHがありまして、BLにできればエロが欲しい私も大満足でありました。短編ですが、この作家さんは上手いので、きっと買いで満足いただけると思います。
是非読んでみて下さい。
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