全編同じCP、又その周辺CPの話です。
「今宵、君に酔う」の続編で、なぜノンケの広告代理店勤務のリーマン碓井成政が、ゲイの売れっ子サウンドクリエーター永岡煕生と付き合うことになったのか、そちらを読んでからをお勧めします。
1〜3話。
相変わらず甘々な煕生と成政、忙しい仕事の予定をやりくりし、念願の沖縄旅行に2人で出かけた時に煕生から言われた「一緒に住まないか」という提案に、成政は悩みます。でも悩みさえですわ(笑)
4〜5話。
「〜に酔う」で成政にちょっかいを出しまくった、煕生の同業者でライバルの、ゲイ津久井の恋の話。自由恋愛主義者で、特定の相手を作らなかった津久井が、自分の主義をひっくり返すことになります。
6話〜7話。
主人公CP。順調な同棲生活を送る、煕生と成政ですが、リーマンとクリエーターという業種の違いから、どうしても生活時間帯のズレが生じてきて、そのことから微妙なスレ違いが出てきます。ま、結局なんで犬も喰いません(笑)
8〜14話。
また主人公CP。一言で言うと、雨降って地固まる話です。
ゲイの煕生は、成政に会う前は相当遊んでいて、それは成政も承知のことでしたが、そんな煕生もどうしても成政に知られたくない過去もあり、その知られたくない過去の原因、煕生の元恋人の狩谷が現れ、2人の間を引っ掻き回すのですが…。煕生も成政もお互い一筋ですが、やはり好きで有る程嫉妬もする。
でも最終的にはお互いを信じる心が大事になるわけです。
煕生が本当に成政を大事に想っている様がよかったですね〜
この主人公CPは、ちゃんと仕事をしているんです。たまにいつ仕事してるんだ!?なCPの話を読むこともありますが、この作品は業種の違いはあれ、仕事をしているのが好感が持てますし、Hも全話にあるんですね
たっぷりな幸せHなので、見ていて微笑ましいです。
できたら、今宵シリーズ通して読むのをお勧めします。
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