振り返ってみてみれば？

シリーズ追いをされている方がいると、嬉しいのと同時に安心します(笑)みんな、一緒なんだなぁ。『奪われること～』のおっぱい星人鷹緒と一緒に雑貨屋さん営んでる小沢と宮田。まさか、この二人のスピンオフまで読めるなんて嬉しすぎますぅ。しかも美長が怒って捨てたベッドの行方がここに！あの時、鷹緒と一緒にベッド運んでたのは小沢だったのかぁ。うわぁ、スゴいよ。バラバラのピース集めてパズルにはめ込んで、ひとつの形に繋げてる。だからシリーズものって面白い。
学生寮でラブ部屋として部屋を貸し出し、商売してる小沢と宮田。宮田には彼女がいて、小沢は恋に関する感情が冷めてるタイプ。ある事をきっかけに、宮田への気持ちに気づいた小沢。なんて可愛い初恋。小沢の暴走と混乱からのすれ違いが、切ない。
王道ながら、離れて失う怖さを知った宮田もまたいじらしいんです。すっごい可愛い二人でした。そこから雑貨屋さんに繋がるのねぇ…
後半が表題作です。同じ学生寮にいる政己と賢朔。幼馴染みでありセ☆レな関係。従順に見えた賢朔の強い拒絶に、顔色をうかがうようになった政己が嫌われる事を恐れてるのがヒシヒシと伝わって来ます。本気だからこその清算が良かったです。賢朔が男の顔を見せた瞬間が最高に萌えました。ギャップ萌え～。

作者買い。スピンオフ。鷹緒の大学の石川寮での2組のストーリー。”愛おしいってそれだけで”は”好きというのになぜかしら”の”奪われることまるごと全部R”に出てきた小沢がメインの話です。美長の怒りをかって捨ててこいといわれた、あのベッド！小沢は本当にあのベッドでルームメイトの宮田と商売を始めてます！小沢は好きという感情がわからず、彼女がいる宮田の恋愛トークを聞いてるうちに…初恋を迎えた小沢が切ない、そしてかわいい！宮田も純粋でかわいかった！方言も好き！男2人が震えるほど泣いてギュッとするシーンは、キュンキュンしました！もっと読みたいです！大好きです！！
表題作は幼馴染でルームメイトの賢朔×政巳。賢朔がもててきたことで、独占欲から体の関係をもち、続いてる2人。でも、賢朔から好きな子がいるから、やめたいと言われ…強気な政巳がぐるぐるしながら、かわいくなっちゃうのがよかった！

奪われることまるごと全部シリーズ、全6冊中、3作目の作品(2012)です。表題作の2人と、2作目でクズの鷹緒からベッドをもらった小沢が登場します。『愛おしいってそれだけで』というタイトルで小沢と宮田の話が収録されてます。2組のカップルどちらも同じ大学の学生寮に住む大学生です。だから全員繋がってる！これまでに登場してるキャラ達も脇役で出てきてて、違う側面も見れるので嬉しい。そういう部分が長編スピンオフ作品の魅力の1つだと思います。

スピンオフと気付けば買わなきゃいかんでしょ！！！
大学生時代のお話で鷹緒もちょこっと出てくるね！
「愛があるなら…」(←大学卒業後の鷹緒と美長の話し)に比べたらかなり顔が短髪イケメンな宮田と小沢だね(^。^;)。でも、この2人がこうやってくっついたんだなぁって感動しちゃった！関西弁でおかんで優しい宮田が可愛い！「奪われること…R」での美長のベッドがこんな形で使われてたとはね~(*^-^)