当時は強烈で奇抜なギャグ漫画として楽しんでいた。また、時代に反して恋愛を題材としたストーリーがないという点も異色だった。
この作品も、今となって見れば、新たな見方も見えてくる。
全体的に言えるのは、人は「消費」「快楽」「私利私欲
」でつながることはできないということだ。
やはり、「カネ」「名声」「ちやほや」「見栄」は亀裂・軋轢をもたらす。出る杭は打たれるばかりか、忌み嫌われ、疎まれるものだ。
ギャグ漫画は、ただ面白ければ良いというものではない。そこに道徳的解釈ができるかということも必要だ。
もっとみる▼