やぁ、これはヤバイです。泣きました。大きな大きな愛情物語です。小鉄子先生の作品は♪やめられない、止まらない、かっぱえびせん♪のようです。
再婚同士の家族が、初っぱなから怒涛の展開に傷つき、大人になろうとして絆を深めて、前を向いて歩き出しま
す。いきなりの衝撃に、言葉を失いました。だからこその家族の支えって大切だな、としみじみ…
そんな義兄弟たちの恋模様に、さらにびっくりで、ドキドキしながら読んでました。それぞれが、家族を壊さないように、必死に隠す思いだとか、気づいた者は寄り添い支えようとする…みんなが皆、ほんとに家族を大切にしています。そこには彼等だけではままならないので登場するのが、『満開ダーリン』の花屋の店長さん。うわぁ、この作品と繋がっていたのねぇ。家族ではなかなかはっきり言えない事を、冷静に客観的にズバズバ斬る店長。きつい言い方ですが、真剣に思いやりのあるアドバイスだと思いました。登場人物みんな、優しくて思いやりがあるんですよね。穏やかに目の前の事実に向き合うように、そっと背中を押す店長が素敵です。大志にエロエロセクハラですけどね。まっ恋人なんで(笑)
義兄弟４人がどんな恋をするのか、楽しんでください。あっ、末っ子は天真爛漫に楽しそうで、幸せな子だな、と思っていたら一番大人で見守ってます(笑)とても素敵なラブストーリー&家族愛です。
確か、雑誌で続編が始まったような…?成長した彼等の姿が楽しみです。末っ子の恋も見てみたいです。
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