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漫画(まんが)・電子書籍のコミックシーモアTOP記事一覧将棋漫画おすすめ25選|手に汗握る対局や人間模様、棋士の成長に胸熱

将棋漫画おすすめ25選|手に汗握る対局や人間模様、棋士の成長に胸熱

将棋漫画おすすめ25選|手に汗握る対局や人間模様、棋士の成長に胸熱

長い歴史を塗り替える棋士の出現によって、空前の盛り上がりを見せている将棋界。その世界を描く将棋漫画でも、新たな傑作が次々と生まれています。将棋の可能性をさらに広げる極限のプロ将棋の世界から、「なんでこうなった?」と呆れるヘボ将棋まで、81マスの盤面から広がる、無限の宇宙を描く将棋漫画25作品を紹介します。

盤上の熱い戦いから目が離せない!王道の将棋漫画8選

わずか81マスの世界に己の人生を賭ける!タイトル獲得を目指して駆け上がるプロ棋士から、一勝負いくらで勝負する真剣師まで...盤上でしのぎを削る王道の将棋漫画8作品を紹介します。

月下の棋士

月下の棋士

能條純一 小学館

【あらすじ】 東京千駄ヶ谷の将棋会館に、キャップにジーンズ姿の青年・氷室将介(ひむろしょうすけ)が現れた。「プロ棋士になりたい」という氷室が持っていたのは、伝説の棋士・御神(みかみ)三吉による「この少年は将来の名人なり」という推薦状だった。氷室は三吉と二人暮らしで、ずっと将棋三昧だったという。奨励会の責任者・虎丸竹千代が二段の板東に相手をさせたところ、氷室の圧勝だった。続いて三段の関崎と戦うが、またも氷室が勝ち、約束通り特例として奨励会への入会を許された。奨励会会員は一丸となって、突如現れた新参者・氷室を潰そうと迫ってきた。

【作品情報】 作者は『哭きの竜』『リペアマン 修繕屋』『アレルヤ』の能條純一。1993年から2001年まで小学館「ビッグコミックスピリッツ」に連載され、全32巻で完結しています。2000年に森田剛主演でテレビドラマ化されています。

【おすすめするポイント】 写真と見間違えるようなリアルな画風に、当時活躍していた棋士をモデルにしたキャラクターが登場し、まるで氷室が実在するかのようなリアル感があります。当時「光速流」で将棋界に旋風を巻き起こした谷川浩司九段をモデルにした滝川幸次名人と激突します。ライバルたちの死を乗り越えて、氷室は名人になれるのか? 衝撃のラストまで見届けてください。

しおんの王

しおんの王

かとりまさる / 安藤慈朗 講談社

【あらすじ】 11歳の石渡紫音(いしわたりしおん)は、7年前に両親が殺されたショックで、口がきけなくなっていた。紫音は、当時アパートの隣の部屋に住んでいたプロ棋士、安岡信次の養女になった。その後、紫音は将棋で頭角を現し、女流棋士まであと2勝まで迫ったものの、斉藤歩(あゆみ)に敗れた。ところが、実は歩は男性で、女性と偽っていた。紫音は歩に敗れて初めて悔し泣きする。半年後の次期育成会リーグで全勝し、紫音は女流棋士となった。実は、両親を目の前で殺された紫音は、犯人は将棋を指す人だと確信しており、犯人を見つけるために女流棋士になったのだ。そんなある日、紫音に「試合に勝ったら殺す」という脅迫状が届いた。

【作品情報】 原作のかとりまさるは、元女流棋士・林葉直子のペンネーム。作画は『白い巨塔』『武士道シックスティーン』『ヘルハウンドー保険調査員怪譚ー』の安藤慈朗。2004年から2008年まで講談社「月刊アフタヌーン」で連載され、全8巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 将棋を指すたびに強くなる紫音は、最終的に名人に挑戦するレベルまで上達します。紫音の棋士としての成長を描くと同時に、両親を殺した犯人捜しというも一つの軸でも進んでいきます。真犯人は意外過ぎる人物で、驚くこと間違いなし。将棋の醍醐味とミステリーの2つの味が楽しめる将棋漫画です。

リボーンの棋士

リボーンの棋士

鍋倉夫 小学館

【あらすじ】 安住浩一はプロ棋士になるために奨励会に入ったものの、プロになれないまま年齢制限に達してしまい、退会した。それから3年。カラオケ店でバイトをしているが、将棋のように熱中できるものが見つからない。そんなある日、バイトの同僚で俳優をめざす森麻衣に誘われ、デパートの将棋まつりに参加。指導対局で今をときめく若手プロ棋士・明星陸(あけぼしりく)六段に勝利した。これを機に安住の将棋熱に再び火が灯り、同じ元奨励会の土屋貴志と共にアマ竜皇戦に挑戦することになった。

【作品情報】 作者は『路傍のフジイ』の鍋倉夫で、本作が連載デビュー作です。小学館「ビッグコミックスピリッツ」で2018年から連載され、2020年に全7巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 「俺達はもう終わった人間だろ」 「また一から始めればいいじゃんか」 奨励会を退会し、将棋を捨てたはずの安住と土屋が再びプロ棋士を目指してプロ編入試験に挑戦。挫折を味わった2人が人生逆転を狙います。超ポジティブの安住と超ネガティブの土屋、正反対の棋風の2人が自分の強みを磨いてプロになれるのか最終巻の結末まで油断できません。

ものの歩

ものの歩

池沢春人 集英社

【あらすじ】 主人公の高良信歩(たからしのぶ)は、猛勉強したのに第一志望を落ち、滑り止めの私立高校に入学することになった。信歩が住むことになった「かやね荘」は、将棋協会の奨励会員限定のシェアハウスだった。特例として入居が許された信歩だったが、勉強一筋でほかのものにまったく触れてこなかったために、将棋は新鮮だった。勉強では活かされなかった信歩の一点集中型の思考力が将棋によって目覚めた。信歩もほかの住人と同じように、プロ棋士を目指すことになった。とはいえ、プロ棋士になるのに高校からの将棋デビューは遅過ぎる。しかし、住人の一人、直井泰金(やすかね)に、「天才に置いていかれても、いつか報われると信じて努力を続けている」と励まされ、プロ棋士の道へ歩みはじめる。

【作品情報】 作者は『ノアズノーツ』『クロガネ』の池沢春人。2015年から2016年まで集英社「週刊少年ジャンプ」に連載され、全5巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 プロ棋士を目指す奨励会員の刺激を受けて、まず信歩が挑戦する舞台は東京都の高校将棋大会。いきなり将棋連盟が主催するアマ大会に参加する漫画が多いなか、高校の将棋大会を描く珍しい作品です。戦うたびに成長を遂げていく信歩の将棋に注目!

ハチワンダイバー

ハチワンダイバー

柴田ヨクサル 集英社

【あらすじ】 菅田(すがた)健太郎はかつてプロ棋士を目指し、日本将棋連盟の奨励会に所属していたが、年齢制限の26歳までにプロ棋士になれなかった。今は秋葉で素人相手に金を巻き上げる真剣師として日銭を稼いでいる。ある日、普通の倍の賭け金で勝負する受け師がいると知り、菅田は挑戦する。受け師は女性の中静そよだったが、圧倒的な棋力で菅田は負けてしまった。久しぶりに本気で将棋に取り組む意欲に目覚めた菅田は、将棋本が山と積まれた部屋を整理するためにメイドのお片づけサービスを頼んだ。派遣されたメイドは、なんと昨日菅田が敗北した受け師のそよだった。

【作品情報】 作者は『エアマスター』『妖怪番長』『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』の柴田ヨクサル。2006年から2014年にかけて集英社「週刊ヤングジャンプ」に連載され、全35巻で完結しています。2008年に溝端淳平主演でテレビドラマ化されました。

【おすすめするポイント】 ハチワンとは9×9=81マスの将棋の盤面のこと。一般社会との関わりを断ち切り、盤面に没入する棋士として健太郎はハチワンダイバーと名乗ります。やがて、物語は全世界を巻き込んだ将棋ウォーズに展開します。健太郎の将棋は世界を救うのか? 緊迫の将棋バトルにハラハラしっぱなしの将棋漫画です。

バンオウ-盤王-

バンオウ-盤王-

綿引智也 / 春夏冬画楽 集英社

【あらすじ】 主人公・月山元(はじめ)の正体は、永遠の命を持つ吸血鬼・元四郎。300年前に将棋と出会い、初めて生きがいを知った元は、下手くそながら長年研究を重ね、現在では最強の将棋指しになった。しかし、正体を知られないために、和島将棋教室とネット対戦だけで将棋を楽しむだけ。ところが、プロ棋士とのネット対戦に圧勝したことで「GEN」の実力が世間に広まる。さらに、将棋教室存続のためには改装費用4400万円が必要だという。教室を守るために、元はアマ参加が認められている竜王戦への出場を決意した。最終戦では、プロ将棋界の頂点に立つ神童誠二郎竜王との対決が待っていた。

【作品情報】 原作は綿引智也。作画は春夏冬画楽。2022年から2024年にかけて集英社「ジャンプ+」に連載され、全8巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 吸血鬼×将棋というユニークな組み合わせの将棋漫画。300年間も将棋だけに没頭できた元は、将棋好きだけでなく「もっと好きなことに没頭できる時間が欲しい」と願っているすべての人の理想かもしれません。そんな元にも唯一の弱点が……。吸血鬼らしく、日中の対局には激しく体力を消耗するのです。致命的な弱点を乗り越えて、竜王の座を掴むことができるのか? その目で見届けてください。

BLOOD~真剣師 将人~

BLOOD~真剣師 将人~

落合裕介 少年画報社

【あらすじ】 桐生将人(きりゅうまさと)は喧嘩っぱやい性格のため、あちらこちらでトラブルを起こし、仕事も長続きしない。恋人の栞(しおり)ともギクシャクして別れ話になっていた。そんなある日突然、見知らぬ男が現れ、栞を拉致。将人の父が10億円の借金を作って姿をくらましたという。将人は真剣師だった父親の代わりに、負ければ即死が待っている過酷なルールの将棋に挑むことに。一勝負に命を賭ける危険な将棋デスゲームが始まった。果たして将人は10億円を返せるのか?栞を取り戻せるのか?

【作品情報】 作者は『天獄の島』『タナトス~虫けらの拳~』『侠客』の落合裕介。2011年に少年画報社「ヤングキング」に連載され、全2巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 金を賭けて将棋をする真剣師を描いた本作。 金のうえに命まで賭けるのため、将人にはさらなるプレッシャーがのしかかってきます。何度も死線をかい潜るうちに、いつしか勝負なしでは生きていけないように。ラストには衝撃的などんでん返しが将人を待っています。死闘の末に将人が見たものは?

紅葉の棋節

紅葉の棋節

里庄真芳 集英社

【あらすじ】 天才・蔵道桜(くらみちさくら)は小学校4年生の時に全国大会で優勝し、奨励会に入会、竜王戦の決勝の最中に病気で倒れ、若い命を落とした。その弟・紅葉(もみじ)は、兄が果たせなかった竜王になる夢を果たすために、奨励会入りを目指して全国大会に出場しても16位どまり。兄と比べられて「落ち葉」と呼ばれていた。そんな時、紅葉の自宅に桜の弟子だった女子初のプロ棋士・市原銀杏(いちょう)六段が現れた。銀杏は紅葉に自分の弟子になれば、師匠推薦で奨励会受験の資格が得られると持ち掛けた。もう一つの奨励会試験資格である全国大会ベスト4位入りを目指し、銀杏と一対一の特訓が始まった。

【作品情報】 作者は里庄真芳。2018年に集英社「週刊少年ジャンプ」に連載され、全2巻で完結しています。本作の前身となった『モミジの棋節』全1巻も好評発売中です。

【おすすめするポイント】 天才と呼ばれ若くして亡くなった兄と比べられて、引け目を感じていた主人公の紅葉。兄の弟子・銀杏との出会いによって兄の呪縛から解放され、兄の影響を受けた攻めの将棋から、自分独自の受けの将棋を確立していきます。 全2巻でサクッと隙間時間に読めちゃいます。

人間性が垣間見える…ヒューマンドラマが魅力の将棋漫画8選

ドラマがあるのは盤上だけじゃない。先手後手関係なく、駒を打つ瞬間には、一手一手に人間性がにじみ出る。棋士一人ひとりの人生にドラマがある。感動必至のヒューマンドラマ将棋漫画8作品です。

3月のライオン

3月のライオン

羽海野チカ 白泉社

【あらすじ】 主人公・桐山零(れい)は15歳の若さでプロ棋士になった。その才能で表向きは評価されていたが、内面は孤独感でいっぱいだった。幼い頃に両親を交通事故で失った零は、プロ棋士・幸田柾近(まさちか)八段の養子となって、将棋の腕前を開花させた。今や幸田をしのぐ実力を持ったものの、学校では孤立していた。そんな零は、とあるきっかけから一人暮らしをする六月町のマンションの橋向かいにある三月町の川本家三姉妹と交流するようなった。家族同然に温かく接してくれる川本家とのふれあいの中で、零の孤独は癒された。次第に自分から人と関わるようになり、将棋の実力も上向いてくる。

【作品情報】 作者は『ハチミツとクローバー』の羽海野チカ。2007年から白泉社「ヤングアニマル」にて連載され、2023年8月時点で17巻が配信中です。テレビアニメは2016年から2シーズンにわたって放送され、2017年には神木隆之介主演で実写映画化されました。西川秀明作画のスピンオフ作品『3月のライオン昭和異聞  灼熱の時代』も好評配信中です。

【おすすめするポイント】 複雑な家庭事情の中で成長した零は、将棋の技量とは裏腹に人とのコミュニケーションが苦手。温かい川本家三姉妹のおかげで人間としても棋士としても成長していきます。白熱する将棋と共に、人間ドラマに心が温まる将棋漫画です。

将棋の渡辺くん

将棋の渡辺くん

伊奈めぐみ 講談社

【あらすじ】 将棋の棋士・渡辺明プロは、15歳の若さでプロ棋士になって以来将棋一筋。そのため将棋以外はちょっと苦手だ。棋士となると過去に指された膨大な将棋を記憶しているものの、トランプの神経衰弱は弱いし、道も忘れてよく迷子にもなる。雨が降れば窓を全部閉めるのに、洗濯物を取り込むのを忘れてしまう。将棋の駒だけを持つだけなので、腕は白くて筋力もない。パソコンのマウスも、右手で使っていると手が痛くなるため左手で使う。腕相撲も妻より弱い。蚊取り線香を用意しても、ライターの使い方がわからない。ガスコンロでやっと火を着けたと思えば、床に直接置いて火事になりそうになる。そんな渡辺プロの日常を妻がコミカルに綴ったエッセイ漫画。

【作品情報】 作者は主人公・渡辺明棋士の妻、伊奈めぐみ。2013年から講談社「別冊少年マガジン」にて連載され、2024年3月時点で7巻まで配信中です。

【おすすめするポイント】 将棋ファンにとって雲のうえの存在であるプロ棋士の日常を、棋士の妻が描くエッセイ漫画です。「将棋が強い人は何でもできる」と誤解されがちですが、プロ棋士だって普通の人。将棋に一生懸命なあまりに、私生活ではトンチンカンなことをやらかしてしまいます。プロ棋士との距離が縮まり、プロ対局への関心が高まる一作です。

ひらけ駒!

ひらけ駒!

南Q太 電書バト

【あらすじ】 菊池宝(たから)は、小学校4年生で将棋にハマった。将棋が得意だからといって、勉強ができるわけではない。むしろ将棋に夢中になりすぎて、勉強がおろそかになりがち。宝の母はそんな息子を温かく見守り、将棋教室や将棋大会に参加させる。宝は少しずつ戦法や定跡を憶えて強くなっていく。宝に影響されて、母も詰め将棋やスマホの将棋ゲームをやるように。親子共々将棋漬けの毎日を送るようになった。

【作品情報】 作者は『ボールアンドチェイン』『夢の温度』『ぼくの友だち』の南Q太。2011年から2012年に講談社「モーニング」で連載され、全8巻で完結しています。続編『ひらけ駒!return』全2巻も配信中です。

【おすすめするポイント】 将棋を始めたらグングン伸びる主人公が多い将棋漫画ですが、本作の主人公宝はあくまでも等身大。ごく普通の少年が少しずつステップを踏んで上達する姿に共感します。また、前のめりにならず突き放すこともせず、良い距離感で宝の将棋熱を見守る母の姿勢も素敵です。悩みながらもひたむきに前に進む宝を、母と一緒に見守ってください。

或るアホウの一生

或るアホウの一生

トウテムポール / 橋本崇載 小学館

【あらすじ】 奨励会三段リーグに所属する高以良(たかいら)瞬たち4人組は、今期もプロになることができなかった。一期でプロに上がれるのは39人のうち2人だけ。特に瞬は、4勝14敗と負け越し最下位だった。瞬は幼い時に両親を亡くし、叔母一家に育てられていた。大学進学はできず、瞬はプロ棋士になるか就職するしかない。そのどっちつかずが甘さにつながると考えた瞬は、就職の道を断ち切り、将棋にすべてを賭けることにした。社会と断絶するために、瞬はなぜか化粧をするようになった。するとどういうワケか連戦連勝が続く。

【作品情報】 作者は『東京心中』『ジドリの女王~氏家真知子 最後の取材~』『赫赫 一二〇〇年前の春』のトウテムポール。2015年から小学館「ヒバナ」にて連載され、2017年に「マンガワン」に移籍し、2018年に全4巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 藤井聡太九段のように、トントン拍子に頂点に立つ人は例外。天才が集まる将棋界では、段階を踏んでステップアップしなければなりません。奨励会に入るだけでも狭き門なのに、26歳になるまでに四段リーグに昇格しなければ強制退会という厳しいルールが定められています。負けが続いた瞬は、みっともないほどに負けることを恐れるようになります。素人から見れば、雲の上のような奨励会の人たちも一つひとつの勝負に苦労していることがわかる、青春将棋漫画です。

宗桂~飛翔の譜~

宗桂~飛翔の譜~

星野泰視 / 渡辺明 リイド社

【あらすじ】 時の老中・田沼意次の三男坊・勝助は、武芸は達者だが、父の後を継ぐ長男・意知(おきとも)と比べられることに嫌気が差し、自由気ままな生活をしていた。ある日、初段の免状を持つ桔梗屋との賭け将棋に負け、家宝の刀を取られてしまう。勝助は茶屋で出会った若侍の刀を盗んで、それを担保にして再び桔梗屋に勝負を挑む。ところが、若侍が桔梗屋を簡単に打ち負かし、免状もニセモノだと見破った。その若侍こそ、将軍家将棋指南役の「将棋御三家」の一つ、大橋本家九代目当主・大橋宗桂だった。

【作品情報】 作者は『哲也~雀聖と呼ばれた男~』『白魔殿の医師』『戦国怪獣記ライゴラ』の星野泰視。リイド社「コミック乱ツインズ」で2018年から2020年に連載され、全3巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 ネットが普及して簡単に過去の棋譜を見ることができる現代と違い、江戸時代には、多くの棋譜を保存しており、自由に閲覧できる将棋御三家が一般の人より圧倒的な棋力を持つことができました。御三家の一人である宗桂の将棋は圧倒的に強く、簡単に敵を打ち負かします。勝助の剣術と、のちに登場する宗桂のいとこのお香の柔術で、暴力を振るおうとする敵を倒します。将棋の勝負と同時に悪を退治する古き良き時代劇的テイストも魅力です。将棋の監修は渡辺明九段で、宗桂の将棋をリアルに再現しています。将棋とアクションを同時に楽しめる娯楽将棋時代劇漫画です。

盤上のオリオン

盤上のオリオン

新川直司 講談社

【あらすじ】 29連勝という記録を塗り替えた天才棋士・久慈彼方(くじかなた)の同期で、17連敗を喫した奨励会員・二宮夕飛(ゆうひ)は将棋に嫌気がさし、試合を放棄した。夕飛は先輩の壱岐(いき)に連れて来られた地下のBARで美人な真剣師・茅森月(かやもりつき)とギムレット1杯を対局料に勝負した。ところが、夕飛はわずか82手で敗れてしまった。その後、夕飛が高校の入学式で出会った生徒会副会長こそ、BARの真剣師・月だった。月の秘密をバラさないように脅された夕飛は、BARの真剣師代理を押しつけられてしまう。

【作品情報】 作者は『四月は君の嘘』『さよなら私のクラマー』『さよならフットボール』の新川直司。2024年から講談社「週刊少年マガジン」に連載され、2024年9月時点で3巻まで配信中です。

【おすすめするポイント】 連勝を重ね、未来の名人と期待される同い年の久慈彼方。2歳年上で非凡な将棋の才能に恵まれながら真剣師の茅森月。2人の天才の刺激を受け、主人公・夕飛は復活できるのか?夕飛の導きによって将棋の表舞台に立った月は、果たして女性初のプロ棋士になれるのか? 物語はまだ始まったばかり。今後の展開にドキドキです。

聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-

聖(さとし)-天才・羽生が恐れた男-

山本おさむ 小学館

【あらすじ】 四冠王・羽生善治は平成9年2月の竜王戦を振り返り、「彼は本物の将棋指しだった」と語る。予想だにしなかった妙手を指した村山聖(さとし)に、羽生は敗れてしまう。しかし、その1年半後、聖は29歳の若さで亡くなってしまった。昭和52年の広島中央病院。同じ小児病棟に入院する子どもが病死していくなか、聖はいつ自分の番が来るか怯えていた。死の恐怖を振り払うかのように、聖は将棋に没頭する。聖に九手詰めの詰将棋の宿題を出した直人は、「どんなに攻められて負けそうでも、踏ん張って考えて探せば必ず生き残る道がある」というメッセージを残し、息絶える。聖は死の絶望を乗り越え、生きることに目を向けるようになった。

【作品情報】 作者は『どんぐりの家』『天上の弦』『遙かなる甲子園』の山本おさむ。小学館「ビッグコミック」に1999年から2002年にかけて連載され、全9巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 将棋連盟・羽生善治会長のライバルとして将来を期待されながら、わずか29歳で亡くなった村山聖プロの人生を描いた作品。やがて聖は将棋の才能を開花させ、少年将棋大会で生涯のライバルと出会います。聖の歩みはそのまま、羽生会長の歩みでもあります。聖の生き様を通じて、命の大切さとはかなさが伝わる人間ドラマです。

それでも歩は寄せてくる

それでも歩は寄せてくる

山本崇一朗 講談社

【あらすじ】 高校2年の八乙女(やおとめ)うるしと1年の田中歩(あゆむ)は、将棋部の部室にこもって2人で将棋を指している。実は将棋部とは名ばかりで、部活動として正式に認められもしていなかった。将棋をしながらうるしを「かわいい」という歩の告白を、うるしは毎日待っている。歩の方は「今日こそ告白しよう」と思いながら、一歩手前で言い出せない。わちゃわちゃと会話しながらの将棋は、今日もうるしの勝利で終わるのだった。

【作品情報】 作者は『からかい上手の高木さん』『くノ一ツバキの胸の内』『あしたは土曜日』の山本崇一朗。講談社「週刊少年マガジン」で2019年から2023年にわたって連載され、全17巻で完結しています。2022年にはテレビアニメ化されました。

【おすすめするポイント】 『からかい上手の高木さん』の山本崇一朗がお得意の、いつも女子のほうが上手で、男子が軽くあしらわれる図式が今回も展開。お互いに好きで毎日正面で向き合っているのに、素直になりきれない2人がもどかしくて、かわいいです。ずっと2人だけの時間が続けばいいのに……と願っていても高校生活はあっという間。2人の恋の行方はどうなるのか? 結末が気になる青春将棋漫画です。

強さと可憐さを併せ持つ!女流棋士が主人公の将棋漫画4選

待望されながらも、いまだに実現していない女性プロ棋士の誕生。漫画に登場する女性棋士たちもプロ棋士を目指して日夜奮闘しています。大きな目標に向かってチャレンジする女性棋士を描く将棋漫画4作品です。

永世乙女の戦い方

永世乙女の戦い方

くずしろ 小学館

【あらすじ】 女性編集者の支倉(はせくら)はクロスワード雑誌の担当で、勤務する出版社の看板雑誌が「将棋時代」であるにもかかわらず、将棋には無関心だった。そんなある日、先輩社員のすすめで「マイナビ女子オープン」を観戦する。将棋のルールはまったくわからない支倉だったが、女流棋士・早乙女香(さおとめこう)の将棋の指し方に魅せられ、香に直接「好きです」と告白した。香は幼い頃に女流棋士・天野香織に憧れ、将棋の世界に入った。

【作品情報】 作者は『笑顔のたえない職場です。』『姫野ためなら死ねる』『兄の嫁と暮らしています。』のくずしろ。小学館「ビッグコミックスペリオール」に2019年から連載され、2024年7月時点で11巻が配信中です。

【おすすめするポイント】 女流棋士の世界を描いているだけあって、登場するキャラクターが女性ばかりで華やかです。美容やファッションに関心があるお年頃ながら、脇目もふらず将棋一筋に生きる乙女たちの青春を描きます。

盤上の詰みと罰

盤上の詰みと罰

松本渚 / 戸部誠 双葉社

【あらすじ】 霧島都(みやこ)は、高校の時には女流タイトルを総なめにする実力のある女流棋士だった。しかし、17歳の時に倒れて以来、1か月ごとに記憶が消え、倒れた時まで戻るように。それからは好きな将棋に打ち込むために、全国を旅していた。都が倒れたのは、プロではない相手と将棋をしていた時だった。その相手が見つかるまで、都は旅を続ける。それから5年、都は22歳になった今も、心は17歳で制服を着たままだ。

【作品情報】 作者は『将棋めし』『盤記者!』『文豪ナツメは料理人が嫌い』の松本渚。2014年から2015年にかけて双葉社「コミックハイ!」に連載され、雑誌休刊に伴い全2巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 物語最大の謎は、「都が記憶をなくす原因になった対局の相手は誰なのか?」ということ。 ラストには、意外過ぎるその相手が判明します。また、作者が手がけたほかの将棋漫画『将棋めし』『盤記者!』とキャラクターがリンクしており、一緒に読むと楽しさが倍増します。

将棋指す獣

将棋指す獣

左藤真通 / 市丸いろは 新潮社

【あらすじ】 女性初のプロ棋士・弾塚光(だんづかひかり)七段は、赤烏誠(あかうまこと)と天竜の座をかけて七番勝負の第1局を迎えていた。数年前、光はゲーム会社でデバッグをしながら、それ以外はすべてを将棋に捧げる生活を送っていた。天竜戦のアマ大会東京予選で優勝し、全国大会に駒を進めた。光はプロ棋士になることを目標にしていたが、そのためには三段編入試験に合格し、半年間三段で好成績を収めなければならない。今までこのルートでプロになった人はいなかった。

【作品情報】 原作は『しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~』『この世界は不完全すぎる』『アイアンバディ』の佐藤真通。作画は『ミリオンジョー』『スクープのたまご』の市丸いろは。新潮社「月刊コミックバンチ」に2018年から2020年まで連載され、全4巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 現在、現実の将棋界でも女性初のプロ棋士誕生の可能性が高まっていますが、本作はそれに先駆けて、女性プロ棋士誕生の軌跡を描いています。同じ女性プロ棋士誕生を描いた『龍と苺』と読み比べるのもおすすめです。

龍と苺

龍と苺

柳本光晴 小学館

【あらすじ】 北瀬市の中学2年生・藍田苺は気性が激しく、思ったらとことんまで突き進むタイプ。ある日、苺は同級生をいじめている男子を許せず椅子で頭を殴った。そこで、元教師の宮村が苺のカウンセリングを引き受けることに。話をしながら将棋のいろはを教えると、初めての対局なのに苺は宮村に勝利した。宮村は苺の将棋の才能に驚き、北瀬市の将棋大会に参加させる。決勝では大鷹名人の娘・月子と戦うことになった。月子は実力がありながら父から奨励会入りを禁止させられていた。物心ついた時から将棋に打ち込んできた月子を、将棋を始めて2日目の苺が打ち負かし優勝を飾った。しかしプロ棋士・伊鶴(いづる)に完敗してしまう。苺は再び伊鶴と戦うためにプロの道をめざす。

【作品情報】 作者は『響~小説家になる方法~』『女の子が死ぬ話』『きっと可愛い女の子だから』の柳本光晴。2020年から小学館「週刊少年サンデー」に連載され、2024年8月時点で17巻まで配信中です。

【おすすめするポイント】 『響~小説家になる方法~』で文学の天才を描いた柳本光晴が、今度は将棋の天才を描きます。主人公の苺は将棋を始めて2日目で、市の将棋大会で優勝するありえない天才ぶり。その勢いでアマチュアでも参加できる竜王戦に参加し、竜王にまで挑戦していきます。将棋漫画史上最強の天才棋士・苺がどこまで成長するか楽しみです。

ポップで可愛い!読みやすいコメディタッチの将棋漫画5選

将棋漫画は、熱く激しいバトルを描いたものだけではありません。将棋を知らなくても楽しめる軽いタッチのコメディ作品も実はたくさん…!棋士と将棋に親しみが湧き、もっと好きになる、コメディタッチの将棋漫画の傑作をご案内します。

りゅうおうのおしごと!

りゅうおうのおしごと!

白鳥士郎(GA文庫/SBクリエイティブ刊) / カズキ / こげたおこげ / しらび / 西遊棋 スクウェア・エニックス

【あらすじ】 主人公・九頭竜八一(くずりゅうやいち)はプロ棋士で、16歳の若さで「竜王」のタイトルを得た。しかし、竜王というポジションのプレッシャーに押しつぶされて連敗していた。ある日家に帰ると、女子小学生・雛鶴(ひなづる)あいが押しかけてきて、弟子になりたいと迫った。あいは竜王戦があった温泉旅館の娘で、八一は対局の時に水をもらい、「タイトル獲ったら何でも言うこと聞く」と約束していたのだ。弟子入りの試験として将棋を指したが、あいは将棋を始めて3か月とは思えないほど八一を追い詰めた。風呂場で裸で出てきたあいともつれている姿を、姉弟子の空(そら)銀子に見られてしまう。

【作品情報】 原作は『のうりん』の白鳥士郎のライトノベルで、GA文庫(SBクリエイティブ)にて2015年から刊行され、2023年7月時点で22巻が配信されています。構成は『聖母の断罪』のカズキ。 作画は『推しが部下になりました』のこげたおこげ。2015年からスクウェア・エニックス「ヤングガンガン」に連載され、2019年に全10巻で完結しています。2018年にはテレビアニメ化されました。

【おすすめするポイント】 本作の一番の魅力は、女子小学生の押しかけ弟子、あいの可愛さです。師匠の八一に対する憧れをストレートに示しつつ、天才的な棋力については無自覚です。八一もまたあいに刺激を受けて、竜王のタイトル獲得以来の大スランプから脱出し、タイトル防衛のために名人と対決します。師匠と弟子がお互いに刺激しあって成長する姿がまぶしい青春将棋漫画です。

将棋めし

将棋めし

松本渚 KADOKAWA

【あらすじ】 プロ棋士・峠なゆた六段は、玉(ぎょく)座戦最終局に望んでいた。座ったまま長時間考え続けるには体力が必要で、対局中のエネルギー補給になる食事は重要だ。特になゆたは対戦相手と同じメニューを頼むのは嫌なタイプ。玉座である宝山貴善(ほうぜんたかよし)が天丼とカツ丼を頼んだために、選択肢は「和牛御膳」「照り焼き地鶏重」「山菜うどん」「海の幸とペンネのグラティネ」「ビーフカレー」に絞られた。和牛と地鶏も捨てがたいが、丼を超えるものではなかった。うどんは以前順位戦で負けたので縁起が悪い。その結果、なゆたが選んだのはビーフカレー辛口だった。

【作品情報】 作者は『盤記者!』『盤上の詰みと罰』『文豪ナツメは料理人が嫌い』の松本渚。2016年からKADOKAWA「コミックフラッパー」に連載され、2020年に全6巻で完結しています。2017年に内田理央主演でテレビドラマ化されています。

【おすすめするポイント】 既に女性のプロ棋士が誕生している設定の物語。主人公の「なゆたろう」ことなゆたが対局中に食べている食事を紹介します。うなぎ、握り寿司、カツ丼、そばなどおいしそうなものばかり。グルメと同時にプロ棋士の日常が描かれており、プロ棋士がグッと身近になる作品です。

花四段といっしょ

花四段といっしょ

増村十七 朝日新聞出版

【あらすじ】 プロ将棋のランキングの中で一番下であるC級2組に在籍する花つみれ四段は、対局の最中でも盤面に集中できず、雑念に乱されていた。「旬の野菜の天ぷらが食べたい」「夕方のアニメの再放送が気になる」「お金がほしい」「対局相手の棋士はYouTubeがバズって羽振りがいい」など、思考があちらこちらに飛んでいる間に、いつのまにか勝負は終わっていた。そんな花四段だが、将棋会館ではいつもスーツをピチッと着こなし、新人プロ棋士のお手本のようにいわれている。いつもカジュアルな服で試合に出る先輩・茄子リカルド吾一五段は、元奨励会幹事の帆立トモヤス七段から、花四段を見習うように注意された。

【作品情報】 作者は『バクちゃん』の増村十七。2022年からTwitterで連載され、2022年に朝日新聞出版からコミックス第1巻が出版されました。2024年4月時点で4巻を配信中です。

【おすすめするポイント】 将棋ファンからしてみると、プロ棋士は雲の上にいる人たちで、将棋の腕前からついつい神格化してしまいがち。しかし、現実はプロといえども人の子なので、日々の生活の中でくだらないことを考えたり、迷ったりしています。花四段の生活をみていると、プロ棋士も対局以外は私たちと同じなんだと親近感が湧きます。将棋をまったく知らなくても、花四段の生活を見てるだけで癒される漫画です。

紅井さんは今日も詰んでる。

紅井さんは今日も詰んでる。

尾高純一 / 野田大輔 スクウェア・エニックス

【あらすじ】 高校1年生の紅井小馬(こま)は、日本将棋連盟の奨励会1級で、天才美人棋士としてもてはやされていた。学校の国語準備室にソファや将棋グッズを持ちこみ、自分の部屋のように使っていた。新任教師の只野は小馬を追い出そうとするが、屁理屈をこねて小馬は居座る。只野は校長が準備室に打ち合わせに来るため、小馬に出て行くように指示した。しかし、校長は小馬と将棋をしたくて準備室に来ただけだった。なんとソファも校長が小馬のために用意したものだったのだ。

【作品情報】 原作は『勤しめ! 仁岡先生』の尾高純一。作画は野田大輔。2人のコンビ作には『それほど暇ではありません』があります。スクウェア・エニックス「ヤングガンガン」にて2015年から2017年まで連載され、全2巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 国語準備室をめぐって、将棋部員の紅井と顧問の只野のバトルを四コマ形式で見せていきます。将棋の知識がまったくなくても楽しめますが、タイトルには千日手、居玉、相穴熊など、将棋用語がたくさん出てきます。笑いながら将棋用語を覚えることができます。黒木成(なる)も加わり、将棋少女2人と新任教師とのわちゃわちゃが繰り広げられます。学校で2人きりで将棋をする漫画には『それでも歩は寄せてくる』がありますが、本作は恋愛までに行かず、終始ドタバタが楽しいギャグ漫画です。

こんなレベルの低い将棋見たことがない!

こんなレベルの低い将棋見たことがない!

安藤たかゆき イースト・プレス

【あらすじ】 漫画家・安藤たかゆきは『ハチワンダイバー』や『3月のライオン』などの将棋漫画が好きなのに、漫画に登場する棋譜の意味がまったく理解できなかった。そこで将棋を始めることを決意。ネットで将棋を始めるが、初心者レベルなので楽勝だった。次第に、勝つと虚しく、負けると喜びを感じるようになった。勝つとそれ以上成長することはなく、負けたら次はもっと強くなる希望があるからだ。しかし、大学時代の友人はっしーと初めて対人で将棋をしてみると、わずか30手で敗北してしまった。それから、藤井聡太プロを倒すまで、将棋をやめないと誓うのだった。

【作品情報】 作者は『こころを病んで精神科病院に入院していました。』『どどどもる私。~吃音って知ってる?~』の安藤たかゆき。イーストプレスで2019年に連載され、全2巻で完結しています。

【おすすめするポイント】 戦法も定跡もまったく知らない超初心者の作者が指す将棋は、はっきり言ってヘボ。簡単な駒の見落としやルール違反の二歩などであっという間に負けてしまう低レベルです。しかし、誰でも最初は同じようなもの。作者のヘボ将棋を見ることで、自分のような下手でも将棋を指していいんだと勇気がもらえます。将棋を始めたいけれど、負けるのがイヤで二の足を踏んでいる人の背中を押してくれる一作です。

指してから読むか、読んでから指すか?読むと一局指したくなる将棋漫画

今回は将棋漫画のおすすめ作品25作を紹介しました。将棋はコマ落ちというルールで有段者と初心者が一緒に楽しめるのも魅力の1つです。将棋漫画も同じように、将棋の経験値問わず誰でも楽しめます。それぞれの個性と魅力で輝く主人公たちのように、無限に広がる9×9の宇宙があなたを待っています。

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