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実に様々なミュージアムが存在するということを学べて、良かったです。私自身もこれまで多くの場所を訪れたことがあるのですが、どれも唯一無二の建物であり、建築家や出展者の何をどのように表現したいかによって出す個性が皆異なるというところに、楽しさや面白さを味わえると思いました。また屋根のない場所に展示物を設置しているところもあり、ここでは大空の下で開放感があふれている印象を受けました。これほど自由な創作が大きな形で表現できるミュージアムは、ぜひ後世にも残して、人々の手によって長く受け継がれていってほしいです。
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場所・時期や時間・天候といった諸条件が重なったがゆえに撮影できた絶景車窓の数々には、とても感動しました。特に植物や花とのコラボ写真についてはたとえ撮影されたのと同じ鉄道区間に乗ったとしても、タイミングが合わなければ遭遇することが難しいといえそうです。また廃線となっている鉄道列車から撮られた過去の車窓風景からは、全く同じ光景をもう見ることができないということも考えると無償に涙が出そうになり、一期一会の出会いがとても大切なのだと感じさせられました。本書で掲載されている中での私の一番のお気に入りは只見線の車窓であり、都会では味わえないような自然豊かな地域を走る爽快感が想像できました。いつか一度乗ってみたいです。
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今回は新幹線の延伸で新しい駅が生まれ需要も期待される一方で、北海道で廃止になる路線と多くの廃駅が出てくることもあり、まるで鉄道界における出会いと別れが現実のものとして体現されているように感じました。新旧いろんな車体が現場で走っている世の中ではあるのですが、時代の経過とともに古いものが徐々に無くなっていく運命にあるのはどうしても防ぎようがないことだといえます。乗らずに後悔することのないように、思い立ったら先のばしにすることなく早めに鉄道旅をすべきだと感じました。
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約12年前の作品でしたがとても分かりやすく良いものでした。刀に関する豆知識が得られていくのは刀剣好きな方にはたいそう良いものに思われています。しっかりとした内容のある一冊名のだから本当に良いものに感じられていいものです。
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長年の間愛され続けてきたキャラクターと列車には、ともに人々からの感慨深い共通した気持ちが秘められているのではないかと思いました。実は私の住む場所から程近いところにも、寅さんの訪れたゆかりのある観光地と駅があり、本書でも取りあげられています。ここではさすがに撮影当時に運行していた車両は現在では走っていないものの、駅舎に飾られている写真や記録物などを見ると、当時の光景や雰囲気を感じることができました。考えてみれば寅さんは様々な場所を列車で訪れており、いわば鉄道は彼を支えるある種の脇役のような存在だったのではないかと思います。ロケ地の中には廃駅になってしまった場所もありますが、その現場に訪問してみることで、寅さんと列車の深い縁を感じてみるのも良いかもしれませんね。
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使用している車両や駅のスイッチバック、あるいはミニ新幹線が関わる線路の特殊性など、注目してみると面白い要素を兼ね揃えている路線だと思いました。収録されている具体的な駅のなかでは、特に峠駅がとても印象に残りました。山の奥で近くにお店が一件あるだけの立地と表現しても過言ではない場所にあるのですが、雪を防ぐシェルターとしての屋根に覆われていて安心感があり、定期的にホームで立ち売り販売も行われているというのは、全国を探してもきっとここだけなのではないかと思いました。
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関西地方大阪近郊ならではの文化や歴史が、駅の個性を通して感じられる一冊です。特に豊臣秀吉をイメージできる天下茶屋駅や、鍼灸院が由来となった針中野駅などは、強いインパクトを受ける駅名だと思いました。個人的に一番興味を持ったのは、すでに廃駅となっている「万国博中央口駅」ですね。この一大イベントの開催とあわせて設けられていたために営業期間はわずか7ヶ月半ほどだったものの、当時の膨大な人数の客や荷物の輸送を支える重要な駅だったことが推測できました。
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国内の鉄道事業がこれまでたどってきた長い歴史を、当時の列車や鉄道施設の写真を見ることで、とても深く感じられる書籍といえます。例えば現代でこそ線路上を歩くのは危険かつ鉄道営業法に明らかに背く行為であることが人々に周知されていますが、数々の写真から昔はそこまで厳しく制限されていなかった可能性をうかがい知ることができ、驚いたとともに、時代の流れによる変遷や変化を改めて感じました。また昔の型式の食堂車はなかなか今では出会えないこともあり、貴重な存在だと思いました。
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日本刀という日本の誇る武器であり芸術品に対しての事件史という含みのある内容なのでなかなか興味深くて良かったと思えます。様々な事件で意外と使われる最強の武器なので遭遇した被害者の方は見た時にさぞギョッとしたと思われます。
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鉄道の終着駅といえば、大きい駅舎をあわせ持つ有人駅というイメージをこれまで私は持っていたのですが、本書を読むと全国津々浦々全ての駅が必ずしもそれに該当するというわけでもなく、それぞれの終着駅ごとに個性があるのだなと感じました。中でも自分にとって印象的だったのは、新島々駅です。私自身は行ったことがないのですが、たとえば旧駅舎に掲げられている看板の文字が左からではなく右から読むようになっている上、旧字体を用いているというのは強いインパクトを受けましたし、有名な上高地や野麦峠への玄関駅でもあり、自然が豊かで空気も気持ちが良さそうな場所に位置していると思いました。他にも富士に近い河口湖駅や、長崎の街に近い長崎駅など、全国各地には本当にいろいろな終着駅が存在しているのだなと思いました。
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マイカーを使って旅行する人が多い現代でも、こういう楽しみ方があって良いと思いました。確かに乗り換えが面倒だと思う人も中にはいるかもしれませんが、自分の知らない道をずっと気をつけて運転し続けるよりも、運転は運転士に任せて周囲の風景を存分に堪能できる鉄道やバスを使う方が、自分としては旅をより楽しめるのではないかと思います。都会でも終着駅はいくつも存在しており環境は整っているので、いつか途切れたレールの先にある岬や海浜、あるいはのどかな山里などにバスで向かってみたいと思います。特に奥多摩から小菅に行く道程は、山も近く興味が出てきました。
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秘境駅マスターの牛山先生が選ばれたランキングで上位に入った駅を、一つ一つ詳しく解説した貴重な書籍です。中にはやはり廃止あるいは廃止寸前になってしまった駅もいくつかあって、在りし日の姿を思い浮かべるのも味わいが感じられて良いです。そして同時に、この先もこうした秘境駅を未来に残していけるかどうかという不安にも駆られます。小幌駅のように地元の自治体で守り続けるような取り組みが全国に広がってくれれば嬉しいなと思いました。
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特に現代における首都圏の駅では滅多に目にすることのなくなった昔ながらの文字フォントが、写真の中でよい雰囲気を醸し出しています。なかでも文字の「ハネ」部分などにみられる特有の角張りは味わい深いですね。字体の変化はかなり重要だといえそうなのてすが、その一方で看板に記されている言葉の内容そのものにも時代を感じることができます。特に「お疲れさまでした」「きょうもお元気で」と呼び掛けている看板は、見れば不思議と心が温まりそうです。
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ローカル鉄道やフェリーのファンにとっては、見どころが満載の特集号だといえます。特に各地の秘境駅を訪問し取材している章では、上空からその全貌を撮影しているところが特徴的なのですが、その多くで自然が豊かなうえ家が皆無もしくは少ない場所にポツンと存在していることを一目瞭然で知ることができるので、良いと思いました。ある駅では山に至近距離で囲まれた立地ながら広く整備されている駅前広場の中に、比較的目立つ自転車駐輪場らしい屋根のある場所が見えるのですが、その下には3台くらいしか置かれておらず、まるでとても静かな空間が広がっているような場所であると想像できました。自分もいつかこのような場所に行って、静かな時間を味わってみたいと思いました。
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日本刀とその歴史
日本刀雑学が歴史本で描かれていてとても気にいりました。歴史の英雄が所持していた刀の情報なので本当に面白いので私はとても好きになりました。このような内容はマニアックすぎて取り扱いが少ないので本当に助かります
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日本刀の魅力の詰まった入門本な一冊になっております。かなりのマニアックな内容でありますれば専門知識が豊富に詰まっており分からないことも分かりやすくなっいるので初心者にもとても親切で難しくない内容になっておりました。
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鉄道車両好きの人には是非おすすめしたい内容です。鉄道会社間における車両譲渡と、その後の車両の活躍状況や余生について知ることができる特集となっています。特に長野電鉄は地方路線であり年季の入った懐かしいホームや架線柱が印象的に感じられるのですが、ここのレールを旧ロマンスカーや旧成田空港エクスプレスの車両が走っている様子を見ると、まるで時空を超えた光景を目の当たりにしているかのような、不思議な感覚を味わえて楽しいです。
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家族や友達との数人のグループで仲良く楽しい旅行時間を過ごす方法は定番なのですが、一人単独で旅行をする「ひとり旅」にも、基本的に自分の行動を自由に決められるなどといった醍醐味があって、楽しみを味わえそうだと思いました。特に観光列車や特急列車では、誰にも邪魔されずにゆったりと車窓から風景を眺めることができるので、満喫できそうです。また旅のおすすめプランもいくつか示されており、自分の日程計画を立てるうえで参考になると思いました。
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2年半以上前に刊行された号ではありますが、大井川鐵道ファンには是非おすすめしたい内容です。この鉄道路線における秘境駅といえば、間違いなく尾盛駅か奥大井湖上駅のどちらかがすぐにイメージされると思います。特に尾盛駅のように、ホームへ到達するための手段が実質的に鉄道しかない場所というのは、なかなか類を見ない特徴だと感じました。日常的な利用客が皆無に等しい状態である上に、何度か自然災害で部分的に運休扱いにされた過去もありますが、それでも今日まで残っているのは素敵なことだと思います。自分もぜひ、駅に置かれたタヌキの置物に会いに行ってみたいですね。
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自分の周囲の安全が確保でき、立ち入りの制限がされていない場所であることを十分に確認したうえで、廃線跡のトンネルなどをサイクリングする楽しみもあるのだなぁと、私の中でも新たな発見がありました。廃線の跡を探検する際の服装や持ち物が細かく記されており、初心者でも参考になります。特にスイッチバックが存在した場所は土地が開けていることも多く比較的分かりやすいと思いますが、その他のものについてはおおよそどこに何があるのか、事前に地図などで調べておくことが望ましいといえそうです。
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さまざまな秘境駅の楽しみ方が記されており、とても楽しい内容だと思いました。自分以外誰もいない駅舎において、次の便が到着するまで静かにホーム周辺を探索するという過ごし方には、とても憧れます。本書は十年ほど前に出版された号なのですが、例えばここに記されている赤岩駅や大志田駅は現在は既に廃駅となりましたし、三江線に至ってはまるごと廃線になってしまったので、鉄道で秘境駅に行ける状態が保ち続けられているというのは、本当に恵まれていることなのだと実感しました。
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実際に現役で運行されていた当時と、廃線になった後の現在の様子との、両方の姿を知っている人にとってはおそらく感動する書籍ではないかと思いました。貴重な現役当時の写真の数々は、一見の価値があるといえます。例えば信越本線の碓氷峠区間は、新幹線(当時の名前は長野新幹線)開通によって廃線となってしまったものの、当時の車両、ならびに峠越えのための大きな橋や施設は今なお存在し続けている場所もあるので、稼働していた約四半世紀前の頃を、今も販売されている峠の釜めしを食べながら想像すれば、深いロマンを味わえるのではないかと感じました。
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廃駅を巡るにあたり、広めの駐車場所のスペースを確保しなければならない自家用車ではなく、たとえば木の根元などに空いている狭いスペースでも置けるバイクを選択したのは実用的で、正解だったと思います。また出会う廃駅はほとんど今は人の手入れがされていないものが多く、場合によっては雑草が繁茂していたり人工物が崩れているケースも見受けられるので、細心の注意が必要だと感じました。取り上げられているもののなかでは、自分は特に森林鉄道の遺構が印象に残りました。現在こそ林業の需要は昔と比べて小さくなったといえますが、少し昔の時代には切り倒した木をこの鉄道を利用し、きっと大勢の人が携わってにぎやかに運んでいたのだろうなぁと想像しました。
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今回の号の特集にある「スゴイ駅」という見出しを読み、興味をひかれて読みました。確かに都市圏にある東京駅や大阪梅田駅は接続路線や停車する列車、利用客の多さには目を見張るものがあり、毎日大きなトラブルなく営業していること自体、よく考えれば本当にすごいことだなと思いました。駅舎建物や駅前再開発にも目を向けると過去に長い歴史があり、スケールの大きさに圧倒されました。また新宿駅が過去に乗降客数世界一の駅としてギネスに認定されたことは知らなかったので、驚きました。
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人が生き抜こうとする力に心を揺さぶられる
江戸時代、伊豆鳥島に漂着した後、本土へ帰還した船乗りたちの実話。第一部では享保・元文期の漂流譚を中心に、第二部では天明・寛政期の漂流譚を中心に据えているが、おそらく鳥島へのほとんど全部(記録が残るもの)の漂流について触れられている。まずはその数の多さと壮絶さに驚かされた。広大な太平洋の中にポツンと置かれた絶海の孤島へ漂着する確率はどれほどのものなのだろう。漂流者は九死に一生を得て鳥島へたどり着いたが、そこは木も生えない活火山。無人島で水もなく、見渡す限り大きな白い鳥に埋め尽くされている。すでに多くの場合船も破損している。たまたま漂流してきた船に助けられるという稀有な例もあるが、ほとんどは自力で船を設え脱出し帰還している。その勇気と生命力には感嘆するほかない。同時代人たちも同様だったらしく、多くの口述書が「漂流記」として残されているようだ。筆者は研究者として、それらの「漂流記」を丹念に追い、実像を描こうと努めている。本書は明治初期の漂着事例をもって終わるが、その後鳥島で起きた数々の出来事にも思いを馳せる時、なんだか鳥島に頭を下げたいような気分になる。「恩愛深キ鳥島」流木で一から船を作り、ようやく脱出した天明・寛政期の漂流者たちが、遠ざかる島に抱いた思いに胸が詰まる。
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紹介されているほとんどの駅に共通して言えることは、鉄道以外の手段で駅舎にアクセスすることが困難であったり、ほとんど利用客がいないという特徴を持っていることだといえます。たとえば飯田線は山あいを通る箇所があって秘境駅が連続して存在している特色がありますし、三江線に至っては今やもう見ることができないような貴重な立地をこの書籍から感じとることができます。いつか自分も秘境駅なる場所に行ってみたいと思いました。
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現代ではもうおそらく目にすることはできないであろう、昭和当時ならではの鉄道の光景を楽しむことができる書籍です。車窓から顔を出している客が大勢いたり、車内では普通に煙草を吸っている人がいたりするなど、今では考えられないくらいの自由でおおらかな様子が写真から伝わってきます。いくつか馴染みのある駅も取りあげられており、自分は平泉駅から中尊寺参拝に向かった経験があるのですが、まさかその際に通った道を当時は「トテ馬車」が走っていたとは知りませんでした。
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現実の世界に存在している我々の利用する駅や鉄道と、2次元のアニメ・映画の中で再現され登場している駅や鉄道とが、興味深い視点から考察されている特集となっています。またメディア作品が人気を獲得しいわゆる「聖地巡礼」ブームがもたらされることで、作品の中に出てくるモデル地への訪問観光客の数の増加に繋がる背景も理解できました。サマーウォーズに登場する丸窓電車は私も乗ったことがあるのですが、車内も車窓も似ており、主要キャラの気持ちになれたような気分に浸れた思い出があります。
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工夫
ほんの一工夫で料理がグッと美味しくなる。簡単にできる作業なので誰でもできると思う。料理が美味しくなった。
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全国的に有名な観光地のみならず、地元に根差した市場や公園、寺院なども紹介されている、駅近専門のガイドブックといえます。路面電車における駅についても調査されていますが、こうした停留所については一般の鉄道と比べて小規模かつ大きな道に沿って立地している傾向があるゆえに、より地元の風景を間近で目にすることができる、穴場の観光スポットとして捉えても良さそうな気がしました。私個人的には、復興が進む九州の熊本城付近を散策してみたくなりました。
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時の流れによって変わる姿にも、風情がある
ネタバレ
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廃線になった後のレールや施設類は、適切な保存管理がされなければ年月が経過するとともに朽ちてゆくのが運命であると思うのですが、その朽ちていく様子自体に風情を感じるという見方は斬新に感じました。抗うことなく自然に還る様子が美しいと思えるような感覚を、自分も養ってみたいと思いました。他の特集やコラムには鉄道関連の種々の情報が掲載されており、参考になります。特に個人的に埼玉県のニューシャトルは私自身も何回か見たことがあるのですが、隣接する新幹線の線路に沿って小さい車体が運行されている様子が可愛らしく印象に残りました。
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探訪初心者に向けた丁寧な解説が記されており、この本がきっかけとなって新たに秘境駅のファンとなる人も出てくるのではないかと思いました。飯田線のうち、紹介されている駅にはどれも電車以外だとアクセスしにくい場所に立地している傾向がみられるので、探訪や周囲の探検をする際のコースは事前に地図で十分に確認を行っておく必要があるといえます。北海道の秘境駅についても留意点としては同じようなことが言えそうですが、こちらではさらにホーム自体がシンプルで簡易的なつくりに感じられるところも多く、駅ごとにも個性があって面白いと感じました。
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現代の世の中における鉄道に対しての捉え方には、単に旅行や写真撮影を楽しむ対象としてのみならず、幅広い範囲でのエンターテイメントをも担う重要なポジションとして、考える見方が浸透してきている気がします。アニメや漫画、映画はもちろんのこと、演劇ミュージカルや観光地における客を誘致する存在としても機能しており、時代は変わってきていると感じました。実地に行くのも、手軽に鉄道動画を鑑賞するのも、楽しみ方は人それぞれでよいのかもしれないと思いました。
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車体の老朽化や運転施設の変革などを背景に、時代の流れのなかで現役の「国鉄型」の列車がどんどん減ってきたことはやむを得ないことなのかもしれませんが、それでも昔を知る人々にとっては寂しさが残るといえます。自分も幼い時に旅行で利用した鉄道で、写真のようなクリーム色の車両に乗った記憶があるのですが、その後全く意識しないうちにいつのまにか全国的に新型車両へと置き換えが進んでいたということを知って、驚きました。「やくも」の引退の話も鉄道車両の歴史におけるひとつの区切りとして前向きに捉え、これからどのような新型車両が後を継いで登場してくるのか、楽しみにしたいと思います。
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列車は必ずしも常に速く走行することだけに価値があるとは限らず、時には自然豊かな場所をゆっくりとした速度で運行しているところにも風情が感じられる一面があって良いと思います。本書で特集されているスイッチバックやループ線は、まさに列車がゆっくりと走行する場所に多く設けられていますが、特に標高の高い山を越えるためには欠かせないものであり、大都会ではなかなかお目にかかれない珍しい鉄道施設といえます。中でも、(貨物駅ゆえに一般客が列車から直接降り立つことのできない場所ではあるものの)岩手石橋駅が駅構内の建物や施設がユニークであり、車などを用いて一度行ってみたいと思いました。
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筆者の主張する通り、たしかによく考えてみれば、新幹線が開通した後、そのもととなる場所の路線を走っていた在来線はローカル鉄道の特徴を担う傾向があるはずなのですが、東海道本線は東海道新幹線という存在がありながらも、今なおさまざまな特別電車が走行され続けており、いかに多くの人々にとって需要があるのかを改めて認識できました。車窓風景のみならず、配線など他の観点からも注目して分析するスタイルが興味深く感じられる構成となっており、実際に自分もこの鉄道に乗ってみたくなりました。
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近現代の古い写真の中に写っていることが多いこのレトロな車体には、この旧式ならではの独特な味わいが感じられるので自分は好きです。今と比べると走行具合や車内の空調環境などが劣るのも仕方ないことではありますが、それでも当時の大勢の人々の移動を支えてきた歴史には、輝かしいものが感じられます。多く生産された車体の中には数少ないながら今でも鉄道系の博物館で展示されているものもあるらしく、実際に見学に行きたいとも思いました。
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国内都市中心部のみならず、周囲の地方においても鉄道類が活躍しているということを知りました。黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に乗ると深い山中へ向かってまるで探検するかのような感じが味わえるので、普段利用する通勤列車とはまた異なったハレの雰囲気があるといえます。また東西南北それぞれの一番端に位置している駅は皆個性的であり、自分としては最東端の東根室駅が想像以上にとてもシンプルな状態で運営されているところが印象に残りました。
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乗客として普段は意識することも無かったのですが、鉄道車両は建築限界基準に加えて使用路線に応じた車両高や車両長の制限を満たす必要があり、その範囲の間でいかに材料や走行性能のロスを防ぐ工夫が行われ続けているのかが理解できました。また客車外部の壁に記載されている換算表記は気にしたことがなかったので、今度見る機会があったら確認したいと思います。「電気機関車」という概念も詳しく知ることができ、勉強になりました。
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国内にはこれほど多くの新幹線駅が存在しているということや、どの駅からもその地域ならではのカラーを感じられる雰囲気があることを知りました。終着駅や都会に位置している駅はよく注目される傾向にありますが、個人的には、例えば北陸新幹線の安中榛名駅や北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅など、どちらかといえば自然環境が豊かな場所に立地しており利用客数の少なめな中間駅にも興味があります。本州の範囲であれば日帰りで行ける場所も多く、旅行プランを立てるのにも役立つ内容といえそうです。
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全体的に調査や考察検討が細かく行われており、特に30年ほど前の状況と現在の状況とを比較することで、相違点をわかりやすく具体的に浮かび上がらせているような印象を受けました。もし路線を運営する側の立場として考えると、自社と同じような場所を至近距離で運行している別路線があれば、たしかに利用客数や採算面、営業利益などの観点から、ライバル社を自然と意識してしまう点もあるといえます。JR・私鉄という違いも大きく、今後は運賃設定・移動時間・サービスの質などにおいて、いかに自社ならではの良さを打ち出して客に提供していくかが重要となりそうです。
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国鉄「型」の再現車両には乗ったことがあるのですが、本物の国鉄が営業していた頃にはまだ生まれていなかった自分としては、収録されている本物の車両の姿や駅などの風景写真を見て、当時はきっとおおらかな時代だったのだろうなと想像できました。機関車はやはり存在感が大きいですね。他にも例えば手書きの黒板は今は使われてこそいないものの、現代でも地方の古い駅舎内に目立たず残されているところを何ヵ所か知っている身なので、特に興味深く感じました。
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人々で賑わう都会やその周囲にも今なお、かつて走行していた鉄道の痕跡を味わえる場所が残っているということは奇跡だといえます。特に鉄道の面影が感じられない住宅街の道端にも、鉄道会社による境界石がちょこんと置かれている場合があることを知って意外に感じました。一方で路線跡が今でもイメージできるような形で残されている場所もあり、一例として奥多摩の山中にあるトンネル跡を見ると、まるで小さな列車が出てきそうな雰囲気すら感じられました。
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世界初の高速鉄道である東海道新幹線が開通してから今年で60年が経とうとしていますが、今日に至るまで新幹線は国内路線網の拡大や車体の機能改良、最高速度の更新、顧客へのニーズ対応充実化など、様々な観点から成長を遂げ続けている交通機関であることを再認識できました。個人的には、在来線で使用している線路を改造したうえで「ミニ新幹線」としての走行実現を果たした秋田・山形両新幹線がユニークで印象に残りました。
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駅に存在すること自体が通常想定されない物や、ユニークな展示物を敷地内に設置していたりする光景であれば、珍百景としてよく紹介されると思うのですが、本書ではそうしたものに加えて、駅自体の存在や列車内の施設類まで幅広い視点で踏み込み、珍しいものをピックアップしている特徴があります。中でも北海道は、特に本州在住の人から見ると珍しいと感じられそうな場所が多く存在しているといえます。自分は廃貨車を駅の待合室に改造して使われている様子を知って、なかなか斬新な発想が試みられていると思いました。
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私も幼少時代は当時の時刻表を読むのが好きで、親に買ってもらってよく特急列車の停車駅調べをしていたことを思い出しました。通過を表す記号「レ」は最近の乗り換えアプリではまず見かけないので、懐かしく感じました。著者の提案する活用法は試してみたいものが多く、中にはアナログな時刻表ならではの楽しみ方も記されていて素晴らしいと思います。特に、乗る列車の詳細な情報を知ることができるという利点は大きいといえそうです。
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秘境駅の魅力がとても伝わってきます。特に「すべての駅には開設された理由がある。」というパワーワードは心に響きました。今でこそ立地環境を見てその必要性に首をかしげる人も確かにいるかもしれませんが、設けられた当時はたとえ数人の僅かな利用者のためであったとしても、人や物を運ぶ拠点としての大事な役割を担っていたことを忘れないという姿勢が大事だと思いました。また、むしろ周囲に何もないからこその価値があるという見方もできるので、今後も大切に利用され続けていってほしいです。
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古くから存在する木造の駅舎は時代が経過していくにつれて、老朽化対策や耐震性確保に伴う改築あるいは廃駅に伴う取り壊しによって、国内各地でだんだんと減少しているイメージがありました。ですが、木造で建っていた建物をわざわざ他の場所に移設して残したり、木造駅舎自体を新規に建てるもしくはリフォームして活用している例もあるようで、その価値が見直されている場合もあるということを学びました。デザイン面についても簡易駅舎というステレオタイプにとどまらず、モダンを感じる格子状の模様を壁に採用したものから、既に過去に取り壊されて存在しなかった有人駅時代の駅舎内部を再現したものまで、今はバラエティー豊かに選べる時代なのだということを知りました。
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毒キノコ怖そう
表紙がまさにいい雰囲気を出しています、さあー毒キノコの始まりみたいな。体壊してまで冒険したくないので単なる知識として読む感じでしょうか。
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かつて「夢の超特急」と呼ばれていた新幹線も今やお馴染みのものになっており、路線ごとにさまざまな色と形状の新幹線車両が活躍していますが、この大百科ではそうした車両を種類ごとに詳細に紹介しています。より速く走るために車両の先頭を風の理にかなうように尖らせているなど、最新型の新幹線の機能には驚きです。また、当然のことながら開通してから長い年月が経過している以上、引退したり既に現存していない車両もありますが、本書籍では写真として残っており、まだ走行していた当時を懐かしく思い出します。
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作家:
林明輝
ジャンル:
写真集
巻数:
1巻
価格:
2,960pt
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独特の撮影方法による写真集だそうですが、奇をてらったもの
ではなく、穏やかで綺麗な風景を集めたものだと感じました。
何処かで見たようなコンセプトの写真も有るような気がしましたが、
林氏が撮影するとこうなるんだなと思いました。
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