少年・青年マンガのスタッフオススメ
漫画大好き!なシーモアスタッフが厳選したおすすめ作品!隠れた名作が見つかるかも!?
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最低最悪のブラック会社は壊すべし!
チェック(シーモアスタッフ)
ブラック会社で働く鈴木貴広は、日常的に上司や同僚からパワハラを受けていました。退職を申し出た貴広にはさらに過酷な業務が押し付けられ、精神的にも肉体的にも限界がきてしまいます。そんなある日、貴広はスマホで退職代行ならぬ「壊職代行」サービスを発見。とにかく会社を辞めたい彼は、その場で壊職代行を申し込むことに。ブラック会社を懲らしめる、異色なダークヒーローモノ。悪役の表情がホラー漫画かと思うほど醜く描かれる悪役の表情も見どころのひとつ。胸糞シーンなのに、つい吹き出してしまうかも。そんなクズ達に、壊職代行の作戦が面白いほどうまくハマっていくので、読み終わった後にはとてつもない爽快感を味わえます。また、壊職代行が貴広から依頼を受けたのは、命までは取らない「社会的抹殺コース」。早くその他のコースも見てみたい!作画はもちづきひいろ先生、ネーム協力は田田田田先生です。シーモアコミックス(トレモア)の「トレモア・スプラッシュ / トレモアcollection」に連載しており、現在(2025年4月18日時点)4巻まで発売中。スカッとする復讐系漫画をお探しならぜひ読んでみて!
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すれ違う想いの末に辿り着く結末とは…
八福神(シーモアスタッフ)
韓国の超人気作品「サレ妻」×「西洋ファンタジー」×「離婚」系フルカラーコミックス版。――多くの人々に慕われる完璧な皇后・ナビエは、幼馴染みで皇帝のソビエシュが奴隷の少女・ラスタを連れ帰ったことにより、幸せだった日常が徐々に壊されていきます。その中で謎多き王子・ハインリとの出会って…。完璧な王妃であろうとするナビエの一途な思いをことごとくぶち壊すソビエシュと純粋すぎるラスタの行動は「サレ妻」系がお好きな方には全力でオススメできます!原作はAlphatart(アルパタルト)先生。作画はSUMPUL(スムプル)先生。脚色はHereLee(ヒアリ)先生。皇后ナビエ・皇帝ソビエシュ・愛人ラスタ3人のそれぞれの主張が正論でもある分、考えさせられる作品です。
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ホント、春道って熱くて、優しいんだよな!
ノラ(シーモアスタッフ)
「いーじゃねーかよ、カラスでよ!」――高橋ヒロシ先生の魂がこもった本作は、不良漫画というジャンルを超越している!生き様、誇り、そして固い絆で結ばれた友情が胸に突き刺さる、まるで魂の咆哮のような作品です。舞台は不良たちの野心と暴力が渦巻く鈴蘭男子高等学校。そこで、ひときわ異彩を放つ主人公こそ、主人公・坊屋春道。破天荒で予測不能、誰にも縛られない自由を渇望する男。しかし、『クローズ』の魅力は春道だけでなく、登場する桐島ヒロミや武装戦線の阪東秀人、さらにはリンダマンなど様々なカリスマを備えたキャラクターが躍動するとこにもあります!友情、裏切り、葛藤、そして成長を描いた熱い生き様は時代を超えて、心に響きます!映画化もしたアウトローの金字塔!新装版で伝説の幕開けを、ぜひその目に焼き付けてください。
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スーパー巫女の大立ち回り!
AI王子(シーモアスタッフ)
古くから伝わる神社で代々神様に仕える一家の巫女として生まれた美咲は、今日も家族から「その力の無さ」を理由に冷遇を受けて過ごしていた。さぞ、肩身が狭く、辛い想いをしている…かと思いきや、美咲としては大歓迎。何を隠そう彼女は、「超希少異能力(スーパーレアスキル)」の持ち主で、家族に知られることで(やりたくもない仕事)に就かされたくないのだ。芋を焼いては食べて、ほっこりする平々凡々な暮らしがあればいい…そう思っていたのだが、神社に封印されていた大妖怪が解き放たれてしまった!しかし、美咲は瞬殺!そうして、また、焼き芋を頬張る日々に戻る…。――異世界転生ジャンルなどの数多くのタイトルで人気のCOMICROOMが制作、漫画:おだやか先生が描く無能を装う最高の実力を誇るヒロインの痛快なバトル・アクション!
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癒やし系漫画の最高峰が完全版で登場
あずき(シーモアスタッフ)
観光ゴンドラの漕ぎ手であるウンディーネ(水先案内人)に憧れて、水の星「アクア」へ移住することにした水無灯里(みずなしあかり)。アクアの観光地で下宿先の人と落ち合う予定ですが、現地の猫が彼女の鞄を持っていってしまいます。猫を追う灯里は、うっかりゴンドラへ乗船!「AQUA」と「ARIA」の魅力は、天野こずえ先生の繊細なタッチで描かれたアクアの風景。とくにカラーページの抜けるような青空や透明な水の表現は、思わず息を飲んでしまうほど美麗です。灯里が友情をはぐくみながらウンディーネとして成長し、ときには切ない別れを経験するなど、心に残るシーンも目白押し。登場人物も優しい人ばかりで、どのエピソードを読んでも癒されます。作者は天野こずえ先生です。エニックスの「月刊ステンシル」とマッグガーデンの「月刊コミックブレイド」に連載し、完全版は全7巻で完結。テレビアニメや劇場アニメも制作されました。一気に読みにぴったりなので、これを機にARIAの世界へ触れてみませんか?
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2度目の人生は赤ちゃんからスタート
じゃっくさんの奴隷(シーモアスタッフ)
死を迎えた国王は、記憶を保ったまま異世界の赤ん坊・アーサーに転生。アーサーはハイハイができるようになるとこっそり本を読み始め、この世界には「マナ」を使った魔術が存在することを知ります。さっそくアーサーは、自分もマナを使えるか試してみることに。北米の人気小説をコミック化した作品。転生モノですが、アーサーは乳児ゆえにまだ何もできません。その代わりに、可愛らしい赤子しぐさをたっぷりと披露! しかし、やはり最強の王だったアーサーは、転生しても潜在能力は高め! 成長するにつれ、どんどん才能を開花させていきます。魔術と戦いに長けた幼児が、どんな風に成長するのかが楽しみすぎます。原作はTurtleMe先生、漫画はFuyuki23先生です。日本語版はカカオジャパンの「ピッコマ」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)2巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。シュールなギャグが癖になる転生モノを読んでみませんか?
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芸能世界のプロの子役少女は大人びていて…
人参次郎(シーモアスタッフ)
芳文社出版、じゃが先生がおくる「芸能界」×「プロの子役少女」×「新人マネージャー」のヒューマン・ドラマ!芸能事務所で経理として働いていたが、営業へと部署異動することになった一色文が主人公。担当は、芸能活動を再開したばかりの13歳の人気子役で母子家庭育ちの「羽賀あやの」のマネージャーとなる。ある日、鳥のキーホルダーを無くし落ち込んでいたあやののために一色が必死になり探したことをきっかけに、あやのは一色に懐いていく。子供らしさとプロの役者の顔を併せ持つあやのがとても魅力的で、大人びた行動をする子供の言動が微笑ましくも、妙に危うい距離を感じさせる展開は必見!仕事に取り組む彼を見ているのか、父性を求めているのか、恋に恋い焦がれる年頃なのか?!厳しい芸能の世界で立ち回る2人のドラマから目が離せません!
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見習い魔女が人々の悩みを解決します!
チョコボール(シーモアスタッフ)
ある日、魔女見習いのメグ・ラズベリーは、師匠から「お前は一年後に死ぬ」と告げられます。師匠いわくメグには死の呪いがかかっていて、17歳で呪いが発動したとのこと。メグが生き延びるためには、喜びの感情を集めて「命の種」を作らなければなりません。同名のライトノベルをコミック化した作品。メグは人々を心から笑顔にさせるために、困りことや悩みごとを解決していきます。あまり魔法に頼らず、じっくり話を聞いて謎を明かしていくケースもあって、人情探偵モノの要素も含まれています。また、ギャグパートも満載で、メグはヒロインらしからぬ変顔も披露! 笑って泣いてハラハラできる傑作です。原作は坂先生、漫画は雨霰けぬ先生、キャラクター原案はコレフジ先生です。KADOKAWAの「電撃コミックレグルス」に掲載しており、現在(2025年4月30日時点)4巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。明るくポジティブなヒロインが好きならハマります。
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こんな能力に殿方は憧れてしまう?!
焙煎男(シーモアスタッフ)
異世界に転生して18歳のダイという少年として生まれ変わった前世35歳のサラリーマンは、はたから見れば幸せな家庭を築き、子宝に恵まれて、いわゆる順風満帆な人生をおくっていた。そんなある日、唐突に夢の中に現れた8代も前の先祖に究極の選択を迫られる。そして、「異世界転生」することを選択したというわけだ。そんな彼の特性に「フェロモン」「絶倫」「女の子大好き」「寝取り好き」など剣と魔法の異世界にあって、ハーレムを作れと言われているようなステータスで満たされていたが、果たして異世界の美女たちとウハウハのハーレムライフはおくれるのか?!原作:大前田助先生、漫画:磯カズナリ先生、キャラクター原案:ぐすたふ先生たちによるエロティシズムなオトナの異世界転生ファンタジー!
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リーダーたちの若き日々の原点
チョコボール(シーモアスタッフ)
『ヒプノシスマイク』――アニメ、ゲーム、舞台、ラジオなど、多岐にわたるメディアを席巻したキングレコード・EVILLINERECORDSの声優プロジェクト。武力に代わり、言葉が力を持つH歴。国家転覆を成し遂げた『言の葉党』党首・東方天乙統女が握るヒプノシスマイクは、その言葉で人々の精神を干渉し、攻撃する力を持っていた。本作では、鴉月ルイ先生が伝説のチーム『TheDirtyDawg』結成へと繋がるストーリーを描く。天才医師・神宮寺寂雷と、天真爛漫な飴村乱数が出会い、そして、熱き信念を持つ山田一郎と、碧棺左馬刻が激突!それぞれの想いをマイクに乗せた、魂を揺さぶるラップバトルが、今、幕を開ける――!それぞれのリーダーたちの若き日々の群像劇をご覧ください!
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陰キャ少女とスパダリ少女の百合ラブコメ
さーちゃん(シーモアスタッフ)
高校入学を機に、リア充を目指すと決意した甘織(あまおり)れな子。運よくクラスメイトの芸能人の王塚真唯(おうづかまい)と友達にもなれました。しかし、根が陰キャゆえに、陽キャを装っていたれな子の精神は限界に…。同名ライトノベルをコミック化した作品。とにかく、真唯が美人で優しくてカッコいい! れな子といっしょにいるときの真唯は、王子様のようなスパダリっぷりを見せます。女性から見ても魅力的な真唯にアプローチをかけられ、れな子は恋愛と友情との間で悩みまくります。さらに、れな子の友達である琴紗月(ことさつき)まで、彼女に急接近!? 百合ガチ恋パートとコメディパートのバランスが良く、あっという間に引き込まれます。原作はみかみてれん先生、キャラクター原案は竹嶋えく先生、作画はむっしゅ先生です。集英社の「水曜日はまったりダッシュエックスコミック」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)7巻まで発売中。2025年7月からテレビアニメの放映も予定されています。百合モノに挑戦したい方におすすめ!
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陽が差さない世界で徐々に酸素が薄くなり…
じゃっくさんの奴隷(シーモアスタッフ)
分厚い雲に覆われて陽の光が届かない絶望的な世界の街の片隅で生きる少年トーシローが将来の夢を語り、少女ヨミコが夢を見るなと諭しつつも、明るさを失わない2人の登場から物語の幕が開く。――時は流れて、医者として従事するヨミコは、国の制度で死期の近い希望者を植物にする「転花」を人に施していた。酸素確保を目的としたものだが、転花申請者には1000万が支援金として支払われて、完全に「花」となるまでの2年間を好きに生きるのだ。そして、今日もひとりの申請者の対応をするヨミコ。現場に向かうと、そこに居たのはトーシローだった…。安田佳澄先生がおくる未来の地球で「絶望の世界を人として死ぬ」か「植物として生きながらえる」究極の選択を迫られた人類のifの世界を描いたSF作品!鬼才感あふれる構成で最高におもしろいです!
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「ざまぁ」展開を期待せずにはいられない!
わかちゃん(シーモアスタッフ)
熊田龍泉(クマダリュウセン)先生の人間の陰鬱な悪意に対して、ゾクゾクするような復讐劇を繰り広げるダーク展開とサスペンス構成から目が離せないリベンジ・ファンタジー。――イジメをした側のリスクが少なくて、受けた側の傷はずっと残るもの。そんな「傷」を抱えた男子校生が卒業して数年経過して、今ではすっかり姿も変わってしまったが、復讐の火を絶やしたのことのない月島昴。かつて自分を「こんな姿においやった」主犯格のひとりは医者として社会的に信頼を得られる立場にいて、家族を持っている理不尽。だが、<協力者>との連携で主犯格をついに追い詰める。そして、すっかり変わってしまった「ソレ」を持ち出し主犯格に「私の竿(カミ)にひれ伏しな」と言い放ち、復讐劇の序章の幕が上がる…。
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家畜とは、ペットとは、命とは
カレー王子(シーモアスタッフ)
主人公は一児の父。ある日、車で山道を走っていると思わぬ事故に遭い車が横転してしまった。衝撃で意識を失い目が覚めると、見知らぬ屋敷のベッドで寝ていた。部屋のドアが開き現れたのはブタの覆面を被った人間?のようなもの。食事の用意があると聞き大広前に案内されると、そこには鹿、クマ、ウサギなど様々な動物の格好をした人物。豪勢な食事をいただき、次に案内されたのは農場。すると檻の中にはやせ細った人間の姿が!?「人間を飼う」、その現実を見た主人公は確信した。動物の格好をした何か、あれは動物人間であると。このままでは自分も家畜になると危惧した主人公は脱出を試みるが、、、!?生命倫理逆転ストーリーとして、「家畜」と「人間」の関係を考えさせられるオススメの作品です。
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願いが叶うトンネルで少年が見たものは…
カレー王子(シーモアスタッフ)
とある海辺の田舎町には、「ウラシマトンネル」という都市伝説がありました。なんでも、ウラシマトンネルに入ると欲しいものは手に入るが一気に年老いてしまうという都市伝説が。ある夜、塔野(とうの)カオルが亡くなった妹を思い出しながら散歩していると、目の前に見知らぬトンネルを発見します。もしかしてこれがウラシマトンネルなのか…?同名ライトノベルのコミカライズ版。原作よりも恋愛要素を膨らませており、カオルとヒロイン・花城あんずのちょっと甘酸っぱいシーンが楽しめます。さらに、ラストではあんずとカオルの距離がぐっと縮まったため、読後はスッキリ&ほっこりです。一方で、カオルがトンネルを探索するときは、「何が出てくるのかわからない」オカルトな怖さに身震が止まらなくなるかも。原作は八目迷先生、作画は小うどん先生、キャラクター原案はくっか先生です。小学館の「月刊サンデーGX」に連載し、全4巻で完結。原作小説は劇場アニメも制作されました。夏にぴったりの青春物語なので、一度読んでみて!
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中学生のキセキメンバーを描いた日常譚
チョコボール(シーモアスタッフ)
桃井さつきは、帝光中学バスケ部のマネージャー。何人もの男子がさつきへ告白しているのですが、彼女は断り続けています。そんなさつきが気になっているのは、バスケ部の黒子テツヤ。ある日の部活後、赤司からさつきへ「今日は黒子と一緒に下校して」との伝言が! さつきはドキドキしながら校門へ向かいます。中学生の「キセキの世代」を書いた小説「黒子のバスケ Replace」のコミカライズ版。本シリーズでは巻ごとにテーマが異なり、1巻ではテツヤ達5人+さつきが過ごす放課後の様子を知れます。バスケシーンは少なく、ゲーセンで遊んだり、学園祭で盛り上がったりといった日常系のエピソードがてんこ盛り。彼らの意外な一面が垣間見えるため、ファンにはたまらない作品です。原作は藤巻忠俊先生、作画は高橋一郎先生、キャラクター原案は平林佐和子先生です。集英社の「少年ジャンプ+」に連載し、全10巻で完結。ゆるっと過ごすキセキメンバーを見てみませんか?
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恋が始まる(かもしれない)同居物語
人参次郎(シーモアスタッフ)
江口駆(えぐちかける)は、レトロゲームショップでバイトをしている学生。ある日のバイト中に、フードを目深に被ってコソコソしている少年(?)発見。駆が声を掛けようと近づくと、その場にいた客の女の子がチカンだと勘違いして彼を締め上げます。さんざんな目に遭った駆が帰宅すると、なぜかその2人が自宅にいて…?陰キャ男子と双子の美少女が同居するドキドキ生活が開始。とはいえ、出会いの印象が最悪だっただけに、双子の姉・奏(そう)と駆が言い合いを始め、大人しい性格の妹・祥(しょう)が2人の間でオロオロするまでがセットです。最初は2人にうんざりしていた駆でしたが、次第に「兄」らしくなっていくので、姉妹のどちらかと恋に発展する気配は当分ないのかも…?構成・協力はあおなまさお先生、作画はししちふ蓉先生です。シーモアコミックス(トレモア)の「トレモア・スプラッシュ / トレモアcollection」に連載しており、現在(2025年4月30日時点)4巻まで発売中。単なるラブコメでは終わらなさそうな作品なので、一度読んでみては?
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敵国で始まる、ドラマチックな下剋上
扇風機おじさん(シーモアスタッフ)
不遇の鑑定士アルト…。まるで生かさず殺さずの奴隷のような日々を送っていた彼が、一人残務をこなしていると、突如、黒ずくめの怪しい男が現れる!なんと、その男は敵対するグラウス帝国からの使者で、アルトが持つ驚異的な鑑定の才能を見出したとかなんとかで、幹部候補生として迎え入れるという破格の条件を提示してきて、流石に少し怪しい展開…。それでもアルトは、敵国で新たな人生を歩み始めることを決断する。そんな彼を待ち受けるのは、リリやフィオランといった、秘めたる力を持つ仲間たちとの出会い、そして共に成長していく友情の物語。原作・薄味メロン先生、漫画・茂ノ加羅玄先生がおくる実力主義の世界で這い上がっていく異世界ファンタジー!アルトの逆転劇は一体どんな展開を見せるのか、目が離せません!
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確認ですが、これって本当にハズレですか?
そのめろ(シーモアスタッフ)
黒いロングヘアで正統派ヒロイン系のスレンダーな女性が、黄金色の巻き髪が高貴な雰囲気をまとわせる豊満な胸の女性が、あるいは妹系の小悪魔ロリ属性の女性が、今まさに青年のベッドの上で一緒に寝ることを求めて迫りくる…?!どうしてこうなった??!!それもこれも時は神の祝福の儀式まで遡る。――とある異世界の王立アカデミーに所属する青年・レグナートは、その儀式で剣と魔法の実力の世界にあって「添い寝の祝福」なる誰が聞いてもハズレのスキルを授かってしまったのだ。しかし、このスキル、実はとんでもスキルで一緒に寝ると…。漫画:電磁猫楽団(デンジネコガクダン)先生、原作:まるせい先生たちによるハズレスキルだと思ったら実はチート級のスキルだった系の王道の異世界ファンタジー。パンチラ多めのドキドキ展開は必見w
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獣王と冒険者が織りなす医療ファンタジー
あずき(シーモアスタッフ)
とあるダンジョンに新人引率のため訪れたC級冒険者のティナ。簡単な仕事のはずが、不運にも強力なモンスターに襲撃されて、彼女は瀕死の重傷を負ってしまう。身動きが取れずに居ると、20年も前に魔王とともに勇者に斃されたはずの魔族の獣王が現れる。死を覚悟したティナに、獣王は問う。「オレと契約を結べば助けてやろう」究極の選択にティナが出した答えは…。小学館出版、原作:艮田竜和(ゴンダタツカズ)先生、作画:坂野旭先生、キャラクターデザイン:ももちち先生がおくる「異世界」×「医療」という剣と魔法が存在する王道ファンタジーに医療をかけ合わせた最高に面白い作品です!そして、人と魔族の絆を感じさせる展開も胸アツ。物語に登場する「くちばしマスク」など意味を考えると、本当によく作り込まれたオススメ作品です。
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辺境の地で始まった新たな家族のかたち
焙煎男(シーモアスタッフ)
神をも凌駕する力で、数十万の魔王軍をたった一人で討伐した最強の勇者、ロイド・ブランク。凱旋した彼に与えられた褒賞は、辺境伯としての地位と、恐ろしい竜が棲まう土地だった。これは、強大すぎる力を恐れた王による、勇者を辺境へ追いやるための策略だったのだ!そしてついに、その地に君臨する『皇帝竜』と対峙したロイド。しかし、そこで待ち受けていたのは意外な展開だった――!戦闘マシーンとして感情を失った勇者ロイドと、まさかの姿に変身した竜姫イヴリース。ぶっきらぼうな最強勇者と、そんなロイドに振り回されながらも心惹かれていく竜姫のドタバタで心温まるファンタジーコメディ!空埜一樹先生の小説をむすあき先生がコミカライズした温かくも予想外な物語に、きっと癒されるはず!
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栄光を奪いにこのカラダで・・・
鋼女(シーモアスタッフ)
「川島・山内のマンガ沼」にて紹介・大絶賛!石山諒先生がおくる「七転八倒」×「入れ替わり」×「漫画家」のスクウェア・エニックス出版のマンガで競い合う激アツなバトルアクション!大人気漫画家・花神臥龍が主人公!絵柄の癖やデフォルメをマネるのが得意な通称「カメレオン」というあだ名を持つクセ強・難あり新人漫画家!そしてヒロインの臨時アシスタントは、深山忍と締め切りまであと一時間!ひょんなことから揉めてしまい深山が自分の手を傷つけてしまうことで、階段を転落し、助けに飛び込んだ花神と中身が入れ代わってしまい・・・!?青春群像劇要素もあり、魅力あふれるキャラクターたちの心理描写は必見!疾走感に溢れて、驚くほど熱い展開の連続で目が離せません!
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アニメ化も納得! 傑作ホラーファンタジー
いっちゃん(シーモアスタッフ)
比名子(ひなこ)は、家族を亡くし、独りぼっちになってしまった女子高生。ある日、比名子が橋の上からぼんやりと海を眺めていると、黒髪の少女に「危ない」と声を掛けられます。比名子は下校するときにその少女のことを思い出し、なんとなく海へ向かいます。死にたがりの少女と、彼女を慕う(?)妖達によるハートフルホラー。少女漫画風の美麗なタッチで描かれるヒロイン達が魅力です。比名子は守ってあげたくなるほど儚く、彼女に声を掛けた汐莉(しおり)は美しさと冷酷さが共存しています。そんな比名子と汐莉は、人には言えない“特別”な関係に…? ゆっくりと変化していく比名子の心境にご注目ください。作者は苗川采先生です。KADOKAWAの「電撃マオウ」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)9巻まで発売中。2025年10月からテレビアニメの放映も予定されています。切ないダークファンタジーが好きならぜひ読んでみて!
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愛と狂気は紙一重! 押しかけエルフと同棲
クリアブラック(シーモアスタッフ)
異世界に召喚された春原日向(すのはらひなた)は、ダークエルフのマリアベルの仲間とともに魔王の討伐に成功。元の世界に戻った日向が学校から帰宅すると、全裸のマリアベルがお出迎え! なんと彼女は異世界から日向を追いかけて来たのです。成人向け作品ですがエッチシーンはあまりなく、テンポの良いラブコメです。日向が好きすぎるあまり、邪魔されたり拒絶されそうになったりすると、闇落ちするマリアベルに大爆笑不可避! 嫉妬心も並大抵ではないため、恋のライバルが登場すれば暴走しかねない…? 一方で、スタイル抜群でエロ可愛いマリアベルの誘惑に、日向がいつまで耐えられるのかも見どころです。作者は中乃空先生です。竹書房の「WEBコミックガンマぷらす」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)4巻まで発売中。テレビアニメ化も果たしました。ヤンデレギリギリの絶妙なラブコメなので、ぜひ読んでみて!
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何度も読み返したくなる珠玉の長編読み切り
海人(シーモアスタッフ)
小学4年生の藤野(ふじの)は、毎週学年新聞に4コマ漫画を連載していました。周りからは絵が上手いと褒められていた藤野は、ある日先生から、不登校の京本(きょうもと)に4コマ漫画の1枠を譲ってくれないかと相談を持ち掛けられます。漫画家を目指す藤野と、画力を上げたい京本。2人の少女はお互いに必要としながらも、嫉妬や葛藤にさいなまれます。「どちらの気持ちも痛いほど分かる…」というクリエイターの方もいるのでは? 2人がそれぞれの道を進み始めると、読者の予想を遥かに超える展開へ…。藤本タツキ先生のたぐいまれなる表現力と構成力が輝く名作です。作者は藤本タツキ先生です。集英社の「少年ジャンプ+」に掲載し、全1巻で完結。劇場アニメも公開されました。いろいろな作品のオマージュを探しながら読んでみて!
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戦時中でも幸せはすぐそこにある
コーヒーマニア(シーモアスタッフ)
昭和9年の1月、浦野すずは町の料理屋へおつかいに出ていました。店の場所が分からないすずが通行人に尋ねると、彼は彼女を肩に乗せたかと思うと、単眼鏡を渡します。すずが単眼鏡を覗いていると、通行人は背負っていた籠の中に彼女を入れてしまいました。どうやら通行人は、人を攫う化け物だったようです。広島県で暮らす女の子・すずを通して、戦前から戦後までの日常を描いた作品です。前半はすずが不思議な出来事に遭遇したり恋をしたりと、ほっこりした話が多め。後半は戦争が始まり、各エピソードには緊張が走ります。現代を知る人からすると、すずの人生は不遇に見えるかもしれませんが、彼女の願いは、大好きな家族と楽しく暮らしていくことだけ。そんな彼女のひたむきさに、読後は大号泣必死!作者はこうの史代先生です。双葉社の「漫画アクション」に連載し、全3巻で完結。テレビドラマや劇場アニメが制作され、ミュージカルも上演されました。戦争モノですが重すぎないので、ぜひ読んでみて!
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運命に抗う奴隷達の壮大なファンタジー
のぞ(シーモアスタッフ)
アカファ王国の岩塩鉱で、奴隷が山犬に噛まれる事件が発生。しかも、噛まれた人は、かつて大流行した奇病「ミッツァル」を発症していました。牢につながれていたある男性奴隷も山犬に噛みつかれますが、症状は現れずに不思議な能力を会得します。ベストセラー小説「鹿の王」をもとに製作された、同名の劇場アニメをコミック化した作品。逃げ出した奴隷のヴァンと身寄りのない奴隷の少女・ユナが共に旅をしていきます。国同士の対立や不治の病など、序盤からさまざまな要素が盛り込まれていますが、シンプルな構成のおかげでスッと世界観に入り込めます。また、かつて家族を亡くしたヴァンとユナが紡ぐ親子愛には大号泣必至! 読むほどに奥深さを感じさせてくれる作品です。原作は上橋菜穂子先生、漫画は関口太郎先生、翻案は「鹿の王」製作委員会です。KADOKAWAの「ヤングエースUP」に連載し、全2巻で完結。壮大なファンタジー作品をじっくり読んでみませんか?
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今回の任務では参謀・グレーテが大活躍!?
ませびー(シーモアスタッフ)
落ちこぼれ少女達で構成されたスパイチーム「灯(ともしび)」のメンバー達は、初任務を見事達成し、南国でバカンス中。皆は夕飯を賭けたビーチバレーで熱戦を繰り広げていますが、グレーテはボスのクラウスへ渡すお土産を選んでいました。大人気ライトノベル「スパイ教室02 《愛娘》のグレーテ」のコミカライズ版。繊細なタッチで知られるべにしゃけ先生が作画を担当しており、各キャラの可愛らしさがよりアップしています。また、本作はグレーテの魅力がてんこ盛り! 彼女のクラウスへの想いや、スパイとしての優秀さをたっぷり掘り下げているので、彼女のファンなら見逃せません。原作・脚本は竹町先生、漫画はべにしゃけ先生、キャラクター原案はトマリ先生です。KADOKAWAの「月刊コミックアライブ」に掲載しており、現在(2025年4月18日時点)2巻まで発売中。ひたむきにがんばる健気な少女が好きなら刺さります!
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清楚なのにギャル!? ギャップラブコメ
AI王子(シーモアスタッフ)
冴えない大学生の山野浩太は、サークルに入ってきた清楚な美少女の音羽(おとは)エリカに一目惚れします。浩太が勇気を出して食事に誘うもあえなく撃沈…。落ち込みながら家へ向かう浩太は、道端で寝ているギャルを発見。心配した浩太が声を掛けると、酔ったギャルが「飲み直す」と言いながら彼をホテルへ連れ込みます。腹黒ギャル(=エリカ)の秘密を知ってしまった非モテ男子が、彼女に振り回されまくるラブコメ。清楚バージョンのままニヤリと笑うエリカは、まさに小悪魔的な可愛さがあります。浩太はギャルが苦手なはずなのに、そんなギャップにやられてしまったのか、なぜかエリカを嫌いになれない…? 一方のエリカには、他にも浩太に執着する理由があるようです。コメディ要素とラブストーリーのバランスが絶妙なので、一気読み待ったなし!原作は江部野ハム先生、構成はるった先生、作画ははいしま潮路先生です。シーモアコミックス(トレモア)の「トレモア・スプラッシュ / トレモアcollection」に連載しており、現在(2025年4月30日時点)4巻まで発売中。ヒロインが可愛いラブコメが好きなら、試し読みしてみて!
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明治時代の発明家がカーレースに参戦!
ラッキーボーイ(シーモアスタッフ)
空乃天晴(そらのあっぱれ)は、カラクリの魅力に取りつかれた少年。大商人の家に生まれるも、店の手伝いもせず研究に没頭していました。父や剣術の師範代である一色小雨(いっしきこさめ)がいくら諫めても、天晴は聞く耳を持ちません。挙句に天晴は、自分で造った蒸気船で旅に出ると言い出します。同名テレビアニの放映とともに発表されたコミカライズ版。明治時代後期の天才発明家・天晴が、未知の乗り物である“自動車”に出会い、アメリカ大陸を横断するレースに挑みます。日本にいたころの天晴はめったに笑わず飄々としていましたが、旅に出てからというもの少年らしい生き生きとした表情に。技術を褒められた天晴が嬉々として説明し続ける様子は、エンジニアあるあるなのかも? 天晴が発明したトンデモカラクリにもご注目ください。原作はAPPERRACING先生、作画はアントンシク先生です。KADOKAWAの「ヤングエース」に連載し、全3巻で完結。掟破りのカーレースを観戦してみませんか?
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鏡の中から“アイツ”が来る…!!
パーマ(シーモアスタッフ)
桐山菜月の学校では、生徒の事故が相次いでいました。先日、美術準備室で動画を配信していた男子生徒が死に、今度は女子生徒が自宅の自室で死亡。桐山菜月はふと、生前の女子生徒とすれ違ったときに、彼女が「気づかれた」と呟いたことを思い出します。ライトノベル「鏡怪潜〜キョウカイセン〜」のコミカライズ版で、どこの学校にも付き物の怪談話が現実になってしまうオカルトホラー。霊(?)による殺人が横行し、血や生首などもがっつり描かれます。霊をやり過ごす方法はあるのですが、菜月のようにとっさに実行するのは絶対に無理!! 読後には「もし今、殺人鬼から狙われたら…」と想像してしまい、眠れなくなるどころかトイレもお風呂も1人で行けなくなりそう…。原作はウェルザード先生、漫画は竹鶏三歩先生です。一迅社の「comic HOWL」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)1巻まで発売中。理屈抜きの恐怖をたっぷり味わえる作品です。
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新たなバディが不審死の解明に挑む
八福神(シーモアスタッフ)
2120年、日本では人々の心理状態を数値化する「シビュラシステム」によって、罪を犯す恐れのある「潜在犯」の事前把握および逮捕が可能となりました。ある日、旅客ドローンの墜落事故が発生。潜在犯の監視官である慎導灼(しんどうあらた)と炯(けい)・ミハイル・イグナトフも捜査にあたることに。近未来警察のアニメ「PSYCHO-PASS サイコパス」第3期のコミカライズ版。原作アニメに沿った絵柄とストーリーで描かれているうえに、アニメでは語られなかった裏話がおまけページとして収録されています。また、本作では残留思念を読む「メンタルトレース」という灼の特殊能力が大活躍。とはいえ、それだけでは事件解決に至ることはなく、前作と同様に推理パートもしっかり味わえます。原作はサイコパス製作委員会、漫画は橋野サル先生です。集英社の「ジャンプ+」に連載し、現在(2025年5月7日時点)4巻まで発売中。SFサスペンスの醍醐味が詰まった作品なので、ぜひ読んでみて!
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女子マネのゆるゆる日常×ちょいラブ
ノラ(シーモアスタッフ)
渚茜(なぎさあかね)、一ノ瀬かりな、姫宮ユキの3人は高校硬式野球部のマネージャー。ある日、茜は野球のルールを知らないことが判明。さらに茜は「ケツバットなら知っている」と言い出す始末…! その発言にかりなとユキはドン引き…。微妙に嚙み合わない女子マネ3人が、部活でゆるゆるな会話を繰り広げるコメディ。男子ばかりの部活に女子がいたら、恋が生まれるのは当たり前! 男子にモテたくてマネージャーになった茜ですが、彼女の王子様は意外と身近にいるかも…? 鈍すぎる茜がいつ気づくのかと、ついニヤけてしまいます。また、モテ女のユキは野球部内で、別れたり付き合ったりを繰り返すので、いつかいざこざを起こしそうで心配です。作者は山本崇一朗先生です。小学館の「月間少年サンデー」に連載しており、現在(2025年5月12日時点)1巻まで発売中。甘酸っぱいちょいラブを読みたいときにおすすめ!
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たった1人で家族の仇を討つ女性処刑人
そのめろ(シーモアスタッフ)
明治64年、東京の西門の前に積まれた土の前で、1人の女性が足を止めました。すると、土の中から妖が飛び出し、彼女を襲撃! 女性は妖を小刀で斬りつけ、深手を追わせます。妖はどうやら元人間だったようで、彼女はその人に心当たりがありました。同名のテレビアニメ放映とともに発表されたコミカライズ版。特異な能力を持つ女性・雪村咲羽(ゆきむらさわ)が、仇である闇組織の壊滅にたった1人で挑みます。闇組織に巻き込まれてしまった妖の退治は悲しい結末になることもありますが、バトル描写はスピード感があってド迫力! また、八幡しゃけ先生のどこか劇画チックな画風が、おどろおどろしい本作の世界観にぴったりマッチしています。原作は擾乱製作委員会、漫画は八幡しゃけ先生と八尾匠先生、構成は山﨑陽平先生、協力は東京ネームタンクCCです。BookLive社の「BookLive! コミック」に連載し、全11巻で完結。舞台化も果たしました。アニメにはなかったシーンも追加されているので、アニメを観た方にもおすすめ!
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罪人が魔王を討伐!? バトルファンタジー
チェック(シーモアスタッフ)
この世界では、魔王軍と戦い続けなければない「勇者刑」という刑罰がありました。勇者刑に処されたドッタ・ルズラスとザイロ・フォルバーツは、たった2人で5,000体もの魔物へ挑むことに。戦地へ向かうなか、コソ泥のドッタがいつの間にか豪華な箱を窃盗。箱を開けてみると、魔王の天敵である「女神」が寝ていました。同名ライトノベルをコミカライズしたダークファンタジー。通常、勇者は正義のヒーローの象徴ですが、本作では罪人が魔王討伐に挑むという斬新な設定が秀逸です。キャラクターもクセツヨばかりで、盗人のドッタはアホっ子、女神の少女はプライドが高め。この先、ザイロが苦労する姿が容易に想像できます。また、ザイロは妙に戦闘慣れしているため、彼がなぜ処罰されたのかも気になるところです。原作はロケット商会先生、キャラクター原案はめふぃすと先生、作画は井上菜摘先生です。KADOKAWAの「カドコミ」に連載しており、現在(2025年5月3日時点)2巻まで発売中。2025年10月からテレビアニメの放映も予定されています。王道を覆した勇者物語を読んでみませんか?
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あの感動をもう一度! 映画1作目を漫画化
ませびー(シーモアスタッフ)
トニー・スタークは、兵器開発を行っている大会社の社長。事業もプライベートも順調でしたが、アフガニスタンで敵襲に遭い、トニーは過激派の一味に捕らえられます。彼らに最新のミサイルを製造しろと言われたトニーが造り始めたのは、頑丈なアーマーでした。マーベルのヒーロー映画「アイアンマン」をコミック化した作品。映画を忠実に再現しつつ、技術的な解説や心に残るセリフなどが追加されています。トニーを始め、各キャラが映画キャストに似せて描かれているので、漫画から映画の順で観ても違和感なし。同時収録のコミック「Iron Man #200」を読むと、映画および本作のスタイリッシュさにビックリするかも。原作はピーター・デヴィッド先生とクリストス・N・ゲイジ先生、そしてデニー・オニール先生、作画はシーン・チェン先生とヒューゴ・ペトラス先生、そしてマーク・ブライト先生、翻訳は光岡三ツ子先生と石川裕人先生です。小学館集英社プロダクションから発刊され、現在(2025年5月7日時点)1巻まで発売中。アベンジャーズのなかでも人気の高いヒーローなので、一度読んでみては?
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ご当地の陶芸フリーコミックをリメイク!
わかちゃん(シーモアスタッフ)
父とともに岐阜県多治見市へ引っ越してきた豊川姫乃(とよかわひめの)。高校の入学日、姫乃は自己紹介で父が喫茶店を始めたことを伝え、店で選べるマグカップを見せます。すると、クラスメイトの1人が、「陶芸部の部室へ来てほしい」と姫乃をしつこく誘ってきて…。多治見市および周辺の産業でもある「美濃焼」をテーマに発行されたフリーコミックをリメイクした作品。陶芸を通じて亡き母の知られざる一面を知り、姫乃自身も陶芸の奥深さに引き込まれていくハートフルストーリーです。ろくろ体験では失敗してしまった姫乃ですが、筋は良さそうなのですぐに上達しそうな予感。彼女はさまざまな工夫を凝らして作品をつくるため、毎回出来上がりが楽しみです。作者は梶原おさむ先生です。秋田書店の「マンガクロス」に連載し、全2巻で完結。原作はテレビアニメ化も果たしました。青春ストーリーが好きな方、頑張る女の子が好きな方はぜひ読んでみて!
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ちょっぴりダークな惑星冒険モノ
扇風機おじさん(シーモアスタッフ)
天野空夫(あまのそらお)は、勉強もケンカも苦手な小学生。ある日、母親の説教を受けている空夫が「消えたい」と呟くと、目の前にバッジのようなものが現れます。空夫が何気なくそれを押してみると、モジャラと名乗る変な生き物が出現し、空夫以外の時間が止まります。新たな刺激を求める少年が、家出のノリで宇宙旅行へ出発するSFコメディ。子どもが憧れる楽しそうな設定ですが、空夫一行は割と酷い目に遭います。住人に捕食されそうになったり、買い物でぼったくりに遭ったり、果ては地球の滅亡が目前に…? 藤子・F・不二雄先生お得意のブラックユーモアが満載なので、大人になってから読み直すと一層楽しめるかも!作者は藤子・F・不二雄先生です。小学館の「てんとう虫コミックススペシャル / 小学一年生」から発刊されており、全1巻で完結。テレビアニメ化も果たしました。怖いけどハマるダークな世界観を体験してみませんか?
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うちの猫(32歳)が化け猫になりました
鋼女(シーモアスタッフ)
寺の住職に拾われた子猫・あんずは、長生きしまくって現在32歳。ついに、二足歩行で人間の言葉を話す化け猫になりました。あんずは原付バイクを乗り回したり、マッサージ師のアルバイトをしたりと、人間らしい生活を送っています。妖怪をテーマにしているものの、まったくオカルト要素のないほのぼのショートコメディ。マイペースでだらしなく、妙にオッサン臭いあんず。周囲の人々も、あんずを1人の人間として扱っていて、警察が無免許運転で彼を取り締まることも。一方で、困っている人を助けたり、小さな生き物には優しくしたりと、あんずの優しさが伝わるエピソードも多く、心が癒やされます。作者はいましろたかし先生です。講談社の「コミックボンボン」に連載し、全1巻で完結。劇場アニメも公開されました。動物好きはもちろん、ちょっと変わった日常系漫画を求めている方にぜひ購入してほしい一冊です。
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魔物が巣くう施設から脱出! 戦慄ホラー
アロマオイル(シーモアスタッフ)
現時点では治療法が確立していない奇病が大流行。そこで、あるセンターでは未来の医学に可能性を託し、カスミを含む感染者160人を冷凍睡眠させます。ふとカスミが目を覚ますと、センター内はイバラに覆われており、大量の怪物が襲い掛かってきました。いつ病気で死ぬかもわからないうえに、得体の知れない怪物が殺しにかかってくるなか、センターからの脱出を図るパニックホラー。これでもかと怪物が登場するので、心臓がバクバクしっぱなし! カスミがずっと気にしている双子の姉妹・シズクや、健康なのにセンターへ潜入した人物など、複数の伏線が散りばめられており、ページをめくる手が止まりません。作者は岩原裕二先生です。エンターブレインの「コミックビーム」に連載しており、現在(2025年5月8日時点)6巻まで発売中。劇場版アニメも公開されました。ミステリ要素も楽しめるダークホラーを読んでみませんか?