この作家さんの入門書としての短編、ファン垂涎の短編がごちゃまぜになっている短編集です。
1〜5話は表題作でとても軽いコメディーBLです。古い作品なので絵が見づらいですが、最後のお話は新しめの絵で内容もBLっぽくなってます。なかなか手に
入れづらい作品なので、全作品読破したいファンの方にはオススメです。
6〜8話は「カリスマ」の番外編。「カリスマ」を読んでいない方には全くわからない不親切な内容ですが、ファンは必見です!内容は「カリスマ」と「犬の王」の間のお話。アーチャーとコーキの関係が珍しく色気のある雰囲気で、私はこの短編を初めて読んだのでそれだけで☆4つつけてしまいました。
9〜10話はショートストーリーが5作品。この作家さんの不思議な色気やさりげない皮肉まじりの会話など特徴が見事に出ていて、入門書としては激オススメ。ピピっときたら他の作品も読んでみてください。
全体的にBL要素はかなり少ない(というか無いかも…)ですが、私はこの作家さんの大ファンなので満足いたしました。
もっとみる▼