元々、幻想的な雰囲気の漂うネムキの作品、川原さんの作品が好きなのですが、
この『観用少女』もまた裏切る事なく甘美で幻想的な作品です
砂糖菓子と温かいミルクと愛情を与える条件でその質を保ち、あるいは更に質に磨きをかける観用少女。
逆に
十分な愛情を与えなければ枯れてしまいますが..デリケートですね。
一番の見返りは、自分だけに向けてくれる無垢な笑顔。
その笑顔見たさに条件を守らなくなってしまう人もいるようですが。
個人的には、『メランコリィの花冠』が一番好きです。お金には目がないけど、とっても弟想いというお姉さんが好きです。笑
結局幻の花のために観用少女を犠牲にするかしないか、の葛藤でかなりハラハラしましたが...そこは是非読んでください
美しい表現がたくさん見られるのでオススメです。
ちなみに47話からは観用少女の話ではなく、川原さんの読み切りのお話です。
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