ジェニーは有名な靴デザイナーのアシスタント。上司のデザイナーのちょっとした計らいで、副社長マークのもと、重要な仕事を任されることになった。こんなチャンスは二度とない。今こそ自分を売り込まなくては。目立たない服装も地味な眼鏡もやめたジェニーに、名前も覚えてくれなかったマークが関心を示しはじめた。男性ってなんて愚かなのかしら?そう思いつつ、ジェニーもいつのまにか彼に惹かれていった。自分がマークの花嫁候補のリストに入らないのはわかっている。でも、つかの間の情事なら?それなら彼も応えてくれるはず……。★今月からシルエット・ディザイア・エクストラと称して、シルエット・ディザイアで人気の作家の長編・短編などさまざまな作品を刊行していきます。★