作中に『退屈を囲う』という言葉が出てきて、存じ上げなかったので辞書を引いたり検索したのですが、出てこず。もしかして、中国ものや時代ものに良く出てくる表現の『無聊(ぶりょう)を託(かこ)つ』なのでは?と思ったら、検索サジェストも同様だったよう
です。意味は、退屈な様、気分が晴れない様子。たぶん、そう言いたかったんですよね?意味と比喩がミックスされちゃったのかな(笑)。無理して難しい表現使うよりは、読者に正確な意味が伝わる方が良いのでは? あと、語尾に「〜もん」と言う成人男性……。ふざけてるならともかく、日常的に出てくるのは少々厳しいものがあると感じました。書かれた時代背景にもよるのかもしれません。近年はラノベ量産されるようになったせいか、校正する人がいないんでしょう。ノーチェックで出版されるから仕方ないですね。誤用があると、気になって内容が入ってこなくなるので、もったいないなと思います。
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