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海月奇談（上）

椹野道流あかま日砂紀

（4.0）投稿数2件

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作品内容

｢それから……、滑り台の近くに、これが｣。そう言って敏生（としき）の差しだした物を見た瞬間、胃の捻れるような感覚が天本を襲った。それは河合の丸眼鏡だった。無惨にひびの走った薄いレンズ。まるで河合自身の身に同じことが起きたとでもいうかのように。事実、河合に同行していた早川は、重傷で倒れているところを発見されていた。だが、これは発端にすぎなかった。さらに怖ろしい出来事が天本を待ちうけていた……。

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海月奇談（上）

580pt/638円(税込)

｢それから……、滑り台の近くに、これが｣。そう言って敏生（としき）の差しだした物を見た瞬間、胃の捻れるような感覚が天本を襲った。それは河合の丸眼鏡だった。無惨にひびの走った薄いレンズ。まるで河合自身の身に同じことが起きたとでもいうかのように。事実、河合に同行していた早川は、重傷で倒れているところを発見されていた。だが、これは発端にすぎなかった。さらに怖ろしい出来事が天本を待ちうけていた……。
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海月奇談（下）

600pt/660円(税込)

天本の脳裏に、あの男の言葉がよみがえる。行方不明になった河合。重傷を負った早川。龍村は負傷し、誰より愛しい敏生は拐された。そしてついに式神・小一郎までもが――。これはおまえの罪。知らなかった罪。知ろうとしなかった罪。あの男はそう言った。では、すべての事件はそのために起きたのだというのか。だが、いったい誰がこんな――？　天本の前にいま、驚愕の真相が現れる……。

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

ライトノベル一般

出版社

：講談社

雑誌・レーベル

：講談社X文庫

シリーズ

：奇談シリーズ

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2014年4月18日

ファイルサイズ

： 3.2MB

ISBN

：

9784062556873

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

海月奇談のレビュー

平均評価：4.0 2件のレビューをみる

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高評価レビュー

もぅいッさん

(女性/30代) 総レビュー数：284件

セールだったので

単本から読める様なシリーズという事でとりあえずこちらを初めて読みました。前後の経緯を想像しやすく初見のチョイスとして良かったのではと思いました。ただこの後の発刊本を調べ探す気力が....数が多いので順が分かる様にして頂かないと手を出し難いです。

1件

2019年8月27日

最新のレビュー

aki さん

(－/－) 総レビュー数：1167件

シリーズ19作目

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 表紙がない謎仕様。上272P、下288P、2003年発売。電子再読。追儺師・天本と半精霊・敏生。いつもの通りいちゃつく二人の所へ、こちらもいつも通りやって来た河合ですが、調子が悪そうで……。
そんな中での早川負傷と河合の行方不明。何者かに捕られた掛け軸。天本と敏生が河合と掛け軸を探すべく動きます。そこへ急に河合から来た別れを告げる連絡。
さらに組織の査問会にトマス登場と不穏過ぎることばかり。とどめの一撃は龍村のケガに、今度は敏生が行方不明！犯人の狙いが分からぬまま下巻に続きます。
下巻では天本の元恋人・霞波の過去や兄の存在、敏生を拉致した相手等々、上巻の謎がどんどん明かされていきます。大事に思う気持ちと憎む気持ち。どちらも河合の本音……辛いです。優し過ぎて自分の気持ちを押し殺し貯め込み大爆発？
河合の獏・たつろうと小一郎の覚悟。悲しい戦いの末最後にようやく！天本家の秘密は焦らしに焦らして小出し状態ですが、とうとう天本が父に反旗を翻します！皆が心身共にズタボロできつい話でした。

0件

2022年1月15日