既存ブランドをセレブリティが推奨するという手法はマーケティング戦略の王道だが、近年ではこれに変化が起きている。ソーシャルメディアで膨大なフォロワーを集め、強力なインフルエンサーとなったセレブリティたちは、他社の商品を宣伝する代わりに自身のブランドを立ち上げるようになったのだ。セレブリティブランドには失敗に終わるものも少なくない中、圧倒的な成功を収めている例も存在する。その違いはどこにあるのか。キム・カーダシアンやデイビッド・チャンらの事例を交えながら、セレブリティブランド構築を成功に導くためのフレームワークを紹介する。
＊『DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー（2024年8月号）』に掲載された記事を電子書籍化したものです。
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