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水滸伝 十 濁流の章
19巻配信中

水滸伝 十 濁流の章

429pt/471円(税込)

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作品内容

官はついに地方軍の切り札・代州の呼延灼(こえんしゃく)将軍に出撃命令を下した。呼延灼は、一度だけなら必ず勝てると童貫(どうかん)に宣言し、韓滔(かんとう)らとともに、戦の準備を着々と進めていく。凌振(りょうしん)の大砲をはじめとして、恐るべき秘策を呼延灼は仕込んでいた。一方、梁山泊は晁蓋(ちょうがい)自らが本隊を指揮し、万全の布陣で戦に臨む。精強な軍同士の衝突が、静かに始まろうとしていた。北方水滸、血戦の第十巻。

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作品ラインナップ  19巻まで配信中!

  • 水滸伝 一 曙光の章

    429pt/471円(税込)

    十二世紀の中国、北宋末期。重税と暴政のために国は乱れ、民は困窮していた。その腐敗した政府を倒そうと、立ち上がった者たちがいた――。世直しへの強い志を胸に、漢(おとこ)たちは圧倒的な官軍に挑んでいく。地位を捨て、愛する者を失い、そして自らの命を懸けて闘う。彼らの熱き生きざまを刻む壮大な物語が、いま幕を開ける。第九回司馬遼太郎賞を受賞した世紀の傑作、待望の電子書籍版配信開始。
  • 水滸伝 二 替天の章

    429pt/471円(税込)

    梁山湖(りょうざんこ)に浮かぶ天然の寨(さい)には、世直しを志す者たちが集まっていた。しかし頭領である王倫(おうりん)の堕落により、今は盗賊同然の集団となっている。宋江(そうこう)の命を受けた林冲(りんちゅう)は、安道全(あんどうぜん)とともに寨に入りこんだが、そこには幾多の罠が待ち受けていた。一方、晁蓋(ちょうがい)は、巨額の税が賄賂として宰相に贈られることを知る。民の苦しみの結晶であるその荷を奪うための秘策とは。熱く血がたぎる「北方水滸伝」、第二巻。
  • 水滸伝 三 輪舞の章

    429pt/471円(税込)

    楊志(ようし)は盗賊に襲われた村に遭遇する。人々は惨殺され金品は奪い尽くされていた。何も手を打とうとしない政府に衝撃を受けた楊志は、魯智深(ろちしん)と共に盗賊の根城・二竜山(にりゅうざん)に乗り込む。そして初めて吹毛剣(すいもうけん)を抜く。一方、国を裏から動かす影の組織・青蓮寺(せいれんじ)は、梁山泊の財源である「塩の道」を断とうと画策する。それに対抗するため、公孫勝(こうそんしょう)率いる闇の部隊・致死軍(ちしぐん)が動き出す。荒ぶる北方水滸、灼熱の三巻。
  • 水滸伝 四 道蛇の章

    429pt/471円(税込)

    馬桂(ばけい)は愛娘を殺され、悲嘆にくれていた。青蓮寺(せいれんじ)は彼女を騙して梁山泊への密偵に仕立て上げ、ひそかに恐るべき謀略を進めていく。一方、宋江(そうこう)は、民の苦しみと官の汚濁を自らの眼で見るため、命を懸けて過酷な旅を続けていた。その途中で、純真さゆえに人を殺してしまった李逵(りき)と出会う。李逵は次第に宋江に惹かれていくが、そこに思わぬ悲劇が待ち受けていた。北方水滸、波乱の第四巻。
  • 水滸伝 五 玄武の章

    429pt/471円(税込)

    宋江(そうこう)の居場所が青蓮寺(せいれんじ)に発覚した。武松、李逵と共に長江の中洲に築かれた砦に立て籠るが、官軍二万に包囲される。圧倒的な兵力に、宋江は追い詰められていく。魯智深(ろちしん)は、遼を放浪して女真族(じょしんぞく)に捕縛される。一方、青蓮寺は、楊志(ようし)暗殺の機をつかむ。妻と幼い楊令と共に闇の軍に囲まれ、楊志はついに吹毛剣(すいもうけん)を抜いて斬りまくる。北方水滸、衝撃の第五巻。
  • 水滸伝 六 風塵の章

    429pt/471円(税込)

    楊志(ようし)を失った梁山泊(りょうざんぱく)は、その後継者として官の将軍・秦明(しんめい)に目を付けた。秦明を梁山泊に引き入れるため、魯達(ろたつ)は秘策を考え出す。また、蔡京(さいけい)は拡大する梁山泊に危機感を抱き、対策を強化するため青蓮寺(せいれんじ)に聞煥章(ぶんかんしょう)を送り込む。聞煥章は李富(りふ)が恐怖を覚えるほどの才覚を持っていた。聞煥章が最初に試みたのは、宋江(そうこう)の捕縛である。強力な探索網が宋江を追い詰めていく。北方水滸、緊迫の第六巻。
  • 水滸伝 七 烈火の章

    429pt/471円(税込)

    聞煥章(ぶんかんしょう)が宋江(そうこう)の居場所を知った。宋江は太原府の山中に追い込まれ、一万数千の官軍に包囲されてしまう。陶宗旺(とうそうおう)が石積みの罠を仕掛け、攻撃に備える。官軍は包囲網をせばめ、ついに火攻めを開始した。飛竜軍、朱仝(しゅどう)と雷横(らいおう)の兵、さらに林冲(りんちゅう)の騎馬隊が宋江の元へ駆けつけていく。一方、青蓮寺(せいれんじ)は史進(ししん)率いる少華山の殲滅を目論む。その謀略に対して、史進はある決断を下した。北方水滸、動乱の第七巻。
  • 水滸伝 八 青龍の章

    429pt/471円(税込)

    解珍(かいちん)・解宝(かいほう)父子は、祝家荘に大量の兵が入っていることに気づく。官軍が梁山泊の喉元に、巨大な軍事拠点を作ろうとしていたのだった。宋江(そうこう)、呉用(ごよう)らはそれを阻止しようとするが、堅固な守りと、張りめぐらされた罠によって攻め切ることができない。勝利を確信した官軍に対し、梁山泊軍が繰り出した秘策とは。最初の総力戦が、いま幕を開けようとしていた。北方水滸、緊迫の第八巻。
  • 水滸伝 九 嵐翠の章

    429pt/471円(税込)

    死んだはずの妻、張藍(ちょうらん)が生きている。その報を受けた林冲(りんちゅう)は、勝利を目前にしながら戦を放棄し、ひとり救出へと向かう。一方、呉用(ごよう)は攻守の要として、梁山泊の南西に「流花寨(りゅうかさい)」を建設すると決断した。しかし、新寨に三万の禁軍が迫る。周囲の反対を押し切って、晁蓋(ちょうがい)自らが迎撃に向かうが、禁軍の進攻には青蓮寺(せいれんじ)の巧みな戦略がこめられていた。北方水滸、激震の第九巻。
  • 水滸伝 十 濁流の章

    429pt/471円(税込)

    官はついに地方軍の切り札・代州の呼延灼(こえんしゃく)将軍に出撃命令を下した。呼延灼は、一度だけなら必ず勝てると童貫(どうかん)に宣言し、韓滔(かんとう)らとともに、戦の準備を着々と進めていく。凌振(りょうしん)の大砲をはじめとして、恐るべき秘策を呼延灼は仕込んでいた。一方、梁山泊は晁蓋(ちょうがい)自らが本隊を指揮し、万全の布陣で戦に臨む。精強な軍同士の衝突が、静かに始まろうとしていた。北方水滸、血戦の第十巻。

レビュー

水滸伝のレビュー

平均評価:4.3 4件のレビューをみる

最新のレビュー

  • (4.0) 面白かった
    サチダさん 投稿日:2020/4/28
    大長編ですが、登場人物のそれぞれについてもしっかり書かれており、全体の流れと個々のストーリー、両方面白いです。

高評価レビュー

  • (5.0) 夢を追いかける人々の生き様
    yuoさん 投稿日:2015/10/11
    【このレビューはネタバレを含みます】 北宋末期を舞台として、腐敗した政治権力に様々な理由から漢達が集まり、立ち向かうという物語です。 原典の「お約束」を破壊、ストーリーや人物像を解体・再構成、ハードボイルドの空気を取り込ませたことで、極めて現実的に、なおかつ燃える作品に仕上がっております。 しかもこの作品、いろんな方向に話が広がります。戦争から個人の立ち合い、スパイによる暗躍に情報戦など戦闘だけでも様々で、平穏時の人間模様までしっかり描かれるのでたまりません。 登場人物が半端な量ではないです。しかしそれはデメリットというより、好きな人物が見つかりやすいというメリットというべきでしょう。実際自分も最初は、登場人物の一人を追い続ける形で読みましたので。 燃える物語で、なおかつ文章が簡潔かつ丁寧、普段小説読まない人でもこれはおすすめできます。 続きを読む▼
  • (5.0) 歴史好きはぜひ
    15さん 投稿日:2018/5/12
    ファンタジー?が原典とは思えないほど緻密に練り上げられた設定とストーリーは、読んでて史実と錯覚してしまうほどです。 寡兵で強敵と戦うストーリーが好きな方はぜひ読んでほしい。
  • (3.0) 水滸伝
    かんさん 投稿日:2018/1/3
    自分は水滸伝というとちょっとバカっぽい展開が大好きなので北方水滸伝はちょっとなじめないものも感じます ちょっと真面目な雰囲気に戸惑うところがありますね 大長編なので慣れてくるとまた印象が変わるかもしれません

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