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眠り王子にキスを【イラスト付】

月村奎木下けい子

（4.6）投稿数106件

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作品内容

デリのオーナー兼シェフの堀篤史には、気になるお客がいた。人懐こい笑顔にスーツがよく似合うサラリーマンと思しき男だ。週に二回ほどやってくる彼とかわす会話が、最近の密かな楽しみだった。彼の人懐こい笑みを思い浮かべると胸の奥に小さな火が灯るのだ。でも、傷ついた過去の経験から、篤史はもう一生恋愛をしないと決めていた。それなのに、彼──宮村に料理を教えることになって!?　番外編コミック『赤ずきんちゃんの誘惑』も特別収録！

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

BL小説 / BLドラマCD化

作品タグ

：シェフ / サラリーマン / 幸せな気持ち / 繊細な描写 / 心が温まる

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：大洋図書

雑誌・レーベル

： SHY NOVELS

シリーズ

：いつも王子様がシリーズ

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2014年8月8日

ファイルサイズ

： 11.9MB

出版年月

： 2013年12月

ISBN

：

4813012817

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

眠り王子にキスを【イラスト付】のレビュー

平均評価：4.6 106件のレビューをみる

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高評価レビュー

lviv さん

(－/－) 総レビュー数：3131件

2作目。自虐的過ぎて寂しい！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ （小説、1冊だけで読めます。おまけ漫画：パロディ童話赤ずきんちゃん付）

スピンオフ連作作品。
＜1いつも王子様が（コミック）→2眠り王子にキスを（小説）→3隣人は恋人のはじまり（小説）＞

前作で主人公御用達のご近所総菜屋さんのお話。
話の内容はほとんど被ってないのでどれも各1冊ずつで読めます。

コミックでは明るくて美人で人当たりが良さそうな人でしたが、こんなにツライ過去があったとは（泣）！
あまりにも不憫すぎて可愛そうになりました。
相手が家族愛に恵まれたマイペースな明るいイケメン。
素敵な人にみそめられて良かったー！
末永く幸せにやって欲しい！

前作におまけ漫画でシンデレラのパロディがついてましたが、今回は赤すきんちゃん。
ずきんの下が、、、いつもの服装で笑えた。
どっちも役割が逆なのがイイですね（笑）
座布団2枚！

＊次作隣人は恋人のはじまりのおまけ短編に、本作の2人の話も収録されてます。

1件

2017年11月10日

まぁゆさん

(女性/20代) 総レビュー数：74件

感動！

ゲイであることにトラウマをもっている堀さんと、誰からも好かれるコミュ力高めな宮村さんの恋愛です。
『いつも王子様が』というコミックと、どちらを先に読めばいいのかなと思っていましたが、結果的にこちらの方から読んで全く問題ありませでした。（多分コミックからでも大丈夫）
今作は二人がくっつくまでの過程や心理描写が、とても丁寧に書かれています。こういったところをコミックで読むと、性急に感じて読者置き去り、なんてことももあると思うのですが、今作は細かく描写されているのでそのように感じません。むしろゆっくりすぎて、もどかしいと感じるかもしれませんが、私はその方がよりリアルな恋愛かなと思います。
また、あとがきを読むと月村先生が優しくて謙遜される方だと感じたので、そのあたりがこの作品の心情に反映されているのだと感じました。
途中何度か涙しながら読みましたが、最後は最高のハッピーエンドでした。

1件

2022年10月20日

Hana＊さん

(女性/50代) 総レビュー数：852件

凄いよかった！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 「いつも王子様が」をだいぶ前に読んでいて、そういえばシリーズ化してたんだ…と思い出して読んでみました。
前作の主人公がちらっと出てくるけど、この本だけで独立したお話なので未読でも大丈夫。
デリのオーナー兼店主の篤史×感じの良いお客様でサラリーマンの宮村。
表面的には愛想がいいのに過去の傷ついた経験からか、人見知りで臆病な篤史に優しい宮村がじわじわと自然に距離を縮めていくのがいい。
こういう恋愛の始まりの頃のピュアな感じっていつ読んでも心が洗われるようで好き。
篤史の家族や周りの境遇（理解のある叔母以外）が不憫。
宮村や温かい宮村の家族に囲まれてこれからはたくさん幸せが待っているのでしょう。
そのうち宮村の家族の影響を受けて篤史の家族からも受け入れられなくてもいいから、徐々に理解されていったらいいなぁ。
番外編の木下けい子さん作画の漫画も凄い可愛くて読みながら悶えました。
おススメです！

1件

2022年2月2日

メグさん

(女性/－) 総レビュー数：75件

大好きな一冊の仲間入り💗

恋に臆病な受けが真っすぐでおおらかな攻めにちょっとずつ絡め取られていく感じがとてもよかったです。嬉しいのに期待しすぎないように必死に自制してきて、それでも溢れる気持ちが表に出てしまうシーンがとても印象的。受けは健気でかわいい、攻めは包容力あってふるまいも自然でカッコいい。表紙絵のように手を引かれながらこれからどんどん幸せになっていってほしいな、きっと攻めと一緒にならずっと幸せですね。攻めの元カノが出てくるシーンもありましたが、サラッとしていてそんなに気になりませんでした。受けの家族についてはこれから関係がどうなるのか少し心配が残りました。巻末の木下先生の赤ずきんちゃんパロマンガが可愛いです。番外編が載っているということで「いつも王子様が」と「隣人は恋人のはじまり」も買ってしまいました。

4件

2017年10月25日

ずっちゃんさん

(女性/20代) 総レビュー数：90件

作者様の後ろ向きな性格がよく分かる

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 月村先生の作品は以前に読んだことがありますが、ここまで露骨に作者様の内面をつかみ取れる作品は、他にないのでは？と思います。月村先生の作品は受け(が多い)が後ろ向きで、じめじめした性格な子が多かったような気がします。全部の作品は買ってないので分かりませんが。あとがきを読んで確信しました。月村先生の描く登場人物は、月村先生の生き写しのようなものでもあるのではって。やっぱり人の思考回路って特定のものが出来上がって、その人の人格を構成しますもんね。私もそっち側の人間だよ…と受けに共感してしまい、涙が出ました。そんなに自分を否定しないで、責めないで、嫌わないで！って思ってました。攻めが全肯定タイプなので、きっとずっと幸せになれると思います。私にも宮村さん(攻め)のような王子が現れないかなー。

0件

2025年3月10日