指で「つんつん」して楽しむ文藝春秋の電子小説誌「つんどく!」。残暑に負けず劣らず、小説の熱気と本気をお届けする第4号の目玉は、『太陽の坐る場所』の映画化記念対談。原作者の辻村深月さんと同郷の藤巻亮太さん(レミオロメン)のお二人が映画や小説、音楽について熱く語ります。連載も大好評! 大崎梢は週刊誌編集部に配属となった主人公の奮闘を描き、秋吉理香子は婚約者の故郷の島のどこか不穏な気配を、“理系”小説の書き手・伊与原新は津波研究プロジェクトの参加を決意した主人公を描きます。読むとお腹が空いてくる松井雪子の短編や、19歳女子のラブホテルでの初体験を描く花房観音、倉野憲比古は40代女性クライアントの奇妙な妄想から広がる世界に目が離せません。大山誠一郎、青柳碧人、水生大海、円居挽の人気ミステリーもそろい踏み。今号もあつい力作が目白押し! 涼しい部屋で、お好きな作品から「つんどく」してください。