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すみれびより
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すみれびより

620pt/682円(税込)

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作品内容

初恋は実らない。花すら咲かない。だから再会なんてしたくなかった――。学生向けの下宿を営む祖母のもとで暮らす芙蓉は、六年前の淡い恋の記憶だけを大切にして生きている。それは芙蓉にとって一番大事な宝物だ。ところがかつての片思いの相手である西澤が、大学進学のために祖母の下宿に入居してきた。昔の面影を残しながらも、もっと魅力的になっていた西澤に、切なさとともに胸の痛みを覚える芙蓉だったが……?

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  • すみれびより

    620pt/682円(税込)

    初恋は実らない。花すら咲かない。だから再会なんてしたくなかった――。学生向けの下宿を営む祖母のもとで暮らす芙蓉は、六年前の淡い恋の記憶だけを大切にして生きている。それは芙蓉にとって一番大事な宝物だ。ところがかつての片思いの相手である西澤が、大学進学のために祖母の下宿に入居してきた。昔の面影を残しながらも、もっと魅力的になっていた西澤に、切なさとともに胸の痛みを覚える芙蓉だったが……?

レビュー

すみれびよりのレビュー

平均評価:4.4 60件のレビューをみる

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高評価レビュー

金子みすゞの詩のように
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 月村作品の中でもこの作品は別格かもしれません。丁寧に作り込まれ、描かれる世界にどんどん引き込まれました。
大好きな草間さかえ先生のイラストもぴったりです。
ネグレクト家庭で母1人子1人、寂しい子供時代を過ごす芙蓉が小学校で出逢った「良い家庭の子」の転校生西澤。
愛のない母親の元を離れ、東京で下宿屋を営む祖母の家に引き取られた芙蓉。
6年半後、大学入学のため祖母の下宿屋にやって来たのは西澤でした。
芙蓉が暮らす祖母の下宿屋というのが昭和レトロな庭付きの古い家屋。芙蓉が庭に咲く野草を大事に思うのは、今も西澤から借りたままの図鑑を大切に読んでいるから。
西澤から借りパクした「植物図鑑」に載っている草花しか知らない芙蓉。ここの描き方ですよ。胸が痛くなります。
雑草のような惨めな自分。雑草のように打ち消しても蔓延る恋心。芙蓉という名すら親にとって自分は「不要」なのだと自嘲し生きてきた主人公。
ざっくり言えば同級生再会もの健気不憫受け執着(スパダリ?)攻めと括れるのでしょう。
が、彼らが心惹かれて心通わせていく過程が細かな描写で紡がれてれいくので、エロい力技とは違うときめきがある。
前半の芙蓉が健気であればある程後半の西澤家の庭のシーンが生きてくる。
萌えというのは不思議なものですねえ。
生きることに不器用な言葉数の少ない芙蓉と似たもの同士の祖母の関係も好きです。
どうか皆幸せになってねと願わずにはいられない。
いいね
8件
2022年2月1日
不憫な子には溺愛スパダリ!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ 芙蓉くんは母親からのネグレクトで祖母の家(大学生向けのレトロ下宿を営む)に引き取られます。このおばあちゃんも、無口でクールながら、実はとても愛情深くて素敵。攻めの西澤くんとは、まだ母親と住んでいた頃に小学校で出会いました。ネグレクトのせいでいつも小汚い芙蓉はクラスでイジメられ無視されていましたが、転校生の西澤くんは1人芙蓉を構い倒し、親切にしてくれました。その頃から芙蓉は西澤くんを秘かに想っていました。でも児相の判断で母親の元から東京の祖母のところへ芙蓉が引越します。そして月日は流れ、その大学生向け下宿に西澤が入居してくる、というお話です。★★★わーー。たまたま見つけた下宿先にたまたま初恋の人が越してきたわー運命ねー!…ではありません!!そう、西澤くんは優等生メガネ溺愛系イケメンですが、実は芙蓉たんガチ勢の粘着執着独占欲をこじらせたプチストーカー(?)男だったのです!!!★★★受けの芙蓉は、自己評価が低いですが、容姿は美しく儚げです。働き者で、洗濯と植物(雑草)が大好き。過去の経験からどうしても自分を卑下してしまいがちです。例えば攻めから突然キスされても「俺が物欲しそうな顔で咄嗟に目を瞑ってしまったから、優しい西澤は同情でキスするしかなかったんだ…悪いことをしたな…」などです(笑)それはそれで私としては美味しいかったです。受けの突拍子もない勘違い大好きなので(笑)(笑)
いいね
2件
2023年12月11日
はぅあ!いぃいぃ〜〜〜!!
ネタバレ
このレビューはネタバレを含みます▼ ぁあ〜心が洗われるぅ〜

月村先生のお作は、いつも期待値超えの充足感と癒やしを齎して下さるですぅ〜

何でしょう、すごく自然なんですよね。
東京の下町に、昭和レトロな下宿があって、無口なお婆さんと孫(実は本人が自己評価低くて気がついてない清楚系美人)で営んでて。
それは、私が知らないだけで、そこにあって、そこで、実際に物語が展開している様なリアルが。
無理矢理誰かを悪役にしてない、ありがちな登場人物達が、またすごく染みるんですよね。

エチは少ないですよ、二人ともとってもピュアだから。でもね、それが丁度いい。
地味ですよ(先生もあとがきで自嘲しておられましたがw)、でもね、そこがまた、じわっといい。

オススメです。是非手に取って下さい。
特に、人に疲れたなぁと思うときに良いのじゃないかと思います。
いいね
0件
2021年9月29日
芙蓉ちゃん!!
月村先生の作品の中でも特に好きな作品です。BLっぽい場面は少ないですが、BLでしか描けない世界だと思います。幸薄い子供時代を過ごした芙蓉ちゃんと、芙蓉ちゃんを7年間思い続けた執着攻め。昭和レトロな下宿を舞台に淡々と描かれる2人の日々がたまらなく愛しく、何度も読み返して癒されてます。
芙蓉ちゃんのお母さんはダメな人でしたけど、おばあちゃんや下宿人の皆さん、何より西澤君の深い愛に守られて、芙蓉ちゃんが幸せになれますように!と祈らずにいられません。おばあちゃんとの会話や帰省先で偶然出会った同級生の女の子のくだりも、よかった~。合間に挟まれる植物の描写も素晴らしく、勉強になりました。
いいね
0件
2021年10月17日
おばあちゃんの愛
【小説レビュー】都会から来た優等生攻め×ネグレクト気味の受け。転校で離れ離れになった2人の再会もの。ネグレクトで汚い服を着るしかない小学生の受け。そんな受けにいつも優しく手を差し伸べてくれた唯一の攻め。攻めが転校してきてくれたことで受けは救われると同時に淡い恋心を…。この受け、とても可愛い。擦れてないしひねくれてもいない。受けはおばあちゃんに預けられるため転校しますが、このおばあちゃん、初め出てきた頃は好きでも嫌いでもなかったけど、お話が進むにつれ『おばあちゃん…泣』と大好きになります。月村先生の優しくて温かいお話が大好きです。また一冊、月村作品を読み終えてしまって悲しい…。
いいね
0件
2022年3月1日

最新のレビュー

ささやか
攻めが必死で必死でかわいい。ずっと好きだったんだなというのがよくわかる。おばあちゃんや攻めのお母さんがとても月村先生らしい。
いいね
0件
2025年5月31日

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