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真実は残酷に

ケイト･ウォーカー柿原日出子

（3.0）投稿数2件

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作品内容

拒絶されたと思っていた男性からの愛の告白。でも彼女には、それを受ける資格がなかった。■チェーザレは結婚を申し込むつもりでメガンの家を訪れた。何年も胸に秘めてきた思いを、今夜いよいよ彼女に伝えるのだ。彼はメガンが十代のときからずっと愛してきたが、彼女の父親から、娘が二十二歳になるまで待てと言われていた。だから誕生日の半年前に開かれた新年のパーティでは、メガンにうんざりしているようにわざと振るまったのだ。「冗談言わないで！」愛を告げる彼に、メガンはとまどった。嬉しいはずなのに、聞きたいと夢見ていた言葉なのに、信じられない。そんな疑惑も、チェーザレを求め続けてきた気持ちの前に影をひそめ、いつしかメガンは彼の激しい愛撫に身もだえしていた。だが一瞬ののち、彼女はチェーザレから身を引きはがし、唖然とする彼に向かって重い口を開いた。「わたし、妊娠しているの。赤ん坊が生まれるのは七カ月後よ」

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

恋愛・ロマンス小説 / ハーレクイン小説

出版社

：ハーレクイン

雑誌・レーベル

：ハーレクイン / ハーレクイン･ロマンス

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2015年9月25日

ファイルサイズ

： 0.2MB

ISBN

：

4596118647

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

真実は残酷にのレビュー

平均評価：3.0 2件のレビューをみる

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高評価レビュー

Liliana さん

(女性/30代) 総レビュー数：1966件

愚か者たち

ヒーローもヒロインもある意味では自業自得というか、愚か者だと思いました。「愚か者」は、ヒーロー異父兄がヒーローに対して言った言葉です。ヒロイン父がヒーローとした約束にも原因はありますが。ヒロインの妊娠の結末に驚きました。ちなみに、原著の出版が2002年で、この翻訳本の出版は2003年です。最近のハーレクインばかり読んでいた私には結構新鮮だと感じることが多かったという意味で、面白かったです。

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2019年4月1日

最新のレビュー

猫好きの下剋上さん

(－/－) 総レビュー数：792件

泥沼で始まったウェディング

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 序盤からすごい展開だと思いました。今日は彼女にプロポーズするんだーとルンルン気分でやってきたチェーザレ。ところがどんどん雲行きは怪しくなり、もう修羅場と言っていい事態に。ここに至った原因はクズ男は置いといて、３人の行動や考え方が不適切だったのだと思います。まずヒロインの父親、自分の結婚と同じ失敗をしないようにということしか考えておらず、娘本人を全然見ていなかった気がします。しかも娘には何も言わずチェーザレにだけ結婚を急がないように言うって・・・娘本人に言うべきことではないでしょうか？
ヒロインのメガン、パーティーで浮かれすぎていきなり彼氏に迫ったのははしたないというかうかつというか、いくら好きでも最初に告白とか交際とかすべきでは？いきなり体で迫るとかそれに乗ってくるような男はダメな気がしますし。
チェーザレ、ヒロインが酔っていたとはいえ完全に拒絶して、それから何か月か何の連絡も入れずフォローぜず放置したみたいですね。ヒロインが振られたと思うのは仕方が無いことで、失恋のショックでつまらない男に引っかかってしまったのもある程度チェーザレの責任だと思えます。
男二人は、チェーザレが求婚するまでヒロインは誰も好きにならないという根拠のない思い込みがあったようで、女性を意思がある人間だと認識していない気がして不愉快です。早目に婚約してから何年か待つとか他に方法はあったはずです。
そんな感じで、相思相愛の幸せな結婚ができるはずだったのに、愛のない（と双方思い込んでいる）惨めな結婚をする羽目に。結婚後も、「自分は愛されていない」と思い込んで、相手のことも「愛していない」と言い張る不毛な意地の張り合いが続き、もうだめかという寸前でチェーザレのお兄さんの忠告のおかげでやっとまともに告白ができてやれやれでした。チェーザレという男は年上のくせに自分では問題の解決もできない自分の気持ちにばかり囚われてヒロインの気持ちを思いやることもできない、包容力のない男だと思えました。

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2023年7月12日