表紙とタイトルで分かりますが、人狼のお話です。
人狼であることで起こる苦悩や過去がとても丁寧に描かれていて、胸が痛かったです。
出会った奈々斗は確かに世間知らずのポヤッ子だけど、とんでもなく辛い現実があったのに必死に前を向いて生き
てる頑張りやさんでした。途中、誰情報だよ!?の行動にはオイオイ(汗)とは思いましたが、そこはファンタジーなんで…(^^;スルー
分かりやすい悪役も登場したけど、あれだけ施設や配下に裏工作しといて奈々斗に対しては…な詰めの甘さとアッサリしすぎの拍子抜け感はありますが、主軸はそこじゃないので…(^^;スルー
同じ寿命じゃないのは人同士も一緒。最期のその時にお互いが、後悔や未練(ああしてあげれば、もっとこうしてあげたかった…などね)がなくて「一緒にいて色々あったけど幸せな人生だった」と思えるように毎日を一緒に過ごす事の大切さを教えてもらった気がします。
離れても、確かな幸せな記憶と愛し愛された気持ちがあれば、きっと生きて行ける。そう私は信じます(*^^*)
※評価が低すぎて驚きですが、感じ方は人それぞれだなぁ…と改めて思いました。
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