小説、続き物。8冊目瑠璃色〜で完結。
凍る月シリーズ。
発刊順は、
<1漆黒の情人→2紅の契り→3灰色の衝動→4花の残像→5花の慟哭→6銀月夜→7七色の攻防→8瑠璃色の夜明け>
タイトルに凍る月〜がつくのが本編シリーズ。
他が
スピンオフ。
前作花〜に続き、今回もスピンオフ。
シリーズで3組目の話です。
本編からちらほら登場してたミステリアスな銀サイドの話。
シリーズ通した背景ストーリーの補足的な話でもあるので、これ1冊で読むのはオススメしません。
(作者さんのシリーズ作品は全巻読破で1冊目から順番に読むのが正しい読み方ですが、本シリーズもです!)
組織に恨みを持っていた銀だけど、その理由や背景がわかる。
恋愛?の話もあるけど、本人にその気がないので心情的にはあまりパッとしない。
この先に2人の盛り上がりがあるのか?
つれなくて可哀想なので、相手のためにもあって欲しいけど(笑)。
梁井たち(本編)、組織方(スピンオフ花〜)、打倒組織方(本作)と3方向の視点で語られ、舞台がそろった感じ。
次作からシリーズの話が終結に向かいそうで楽しみです。
背景ストーリーがしっかりしてて広がりもあり読み応えのある方ですが、毎度タイトルが違うので読む順番を調べるのに苦労する作者さん。
余計な手間にイラッときて、そこに星-1。。
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