ライトノベル

1巻配信中

閨盗賊

沙野風結子小山田あみ

（4.6）投稿数27件

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作品内容

汝、姦淫するなかれ。
抑圧された生活を送るレンは、自分を誘拐し監禁する盗賊のカイルに強いあこがれを抱く。野卑な身分でありながらも逞しく生きるカイルは自由の象徴に見えた。だが数年後、貴族然とした身なりで現れたカイルは「お前の人生を踏み躙るためにやってきた」と、憎しみをこめてレンの潔癖を穢す。そんな時、レンを偏愛する錬金術師が、妖しげなものをレンにくれた。それを使えば誰でも操り人形にできるという――。

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閨盗賊

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作品情報

ジャンル

：ライトノベル

BL小説

作品タグ

：術師 / 盗賊 / イラストが綺麗 / 絵が綺麗 / 設定が面白い

※システムにて自動抽出したものを表示しています

出版社

：イースト・プレス

雑誌・レーベル

： Splush文庫

DL期限

：無期限

配信開始日

： 2016年10月21日

ファイルサイズ

： 9.2MB

ISBN

：

9784781686028

対応ビューア

：ブラウザビューア

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レビュー

閨盗賊のレビュー

平均評価：4.6 27件のレビューをみる

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高評価レビュー

lisa さん

(女性/20代) 総レビュー数：538件

面白い！

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 金の根がいい意味でも悪い意味でも物語の根幹を担ってましたね！
お父さん……まあ、金の根がでてきた時点であれ？とは思いましたが継母なんてことをしてくれたんだ、、レンが受けた苦痛を思うと軽く殺してやりたいレベル(過激すぎ？)にムカつきました……そして父が、嫌悪すら抱いてる女との間に作らされた異母弟はどうなるんでしょう？？子供に罪はないけれどお父さんは愛せるんでしょうか？操られてたわけですし……。そしてレンとある程度仲良しだと言っても父母に軽視されてる兄を見て育った訳ですからいきなり待遇が変わったりしたら弟グレそう……
カイルはまあ、、なんで犯人の家に1人で行ってしまったんでしょう。。そこだけ疑問でした。色んな修羅場くぐってきてるはずなのに、、まあそれでこそ物語、フィクションなんでしょうけど！！
ページ数141とかなり少なめですが物語として結構面白い部類だと思うのでオススメです！

1件

2020年11月17日

HYOH-45R. さん

(女性/40代) 総レビュー数：443件

こ、怖い…。けど引き込まれた😩

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ カイルとレン。二人の出会いの幼少期。
あまりにもの無垢なレンと、盗賊の息子でありながら、理性的でまともな思考の持ち主であるカイル。たった一週間の間の二人のやり取りが、笑ってしまうほどに甘酸っぱいです。

二人の別離～再会以降、時代背景を彷彿とさせる怪しげな設定と二転三転する展開に引き込まれて、ドンドン読み進めました。カイルとレン。スレ違いつつも志を同じくして悪に立ち向かい、互いの愛を得ていく。とても読み応えのある作品でした。

その世界を彩る小山田先生のイラストが素晴らしく美しい。
あのレンの目への執着が気持ち悪く怖いイザイまでもが、魅力的に見えてしまった😩

しかし、この怪しげな設定。
昨今の技術、医療の進歩ぶりからすると、形は違えど、世界のどこかで、このような事が行われてるのでは。と怖くなってしまいました😩

1件

2019年9月8日

こここととさん

(女性/30代) 総レビュー数：198件

すきすぎる

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 沙野先生の作品は何度も買おうとしていてまだ読んだことがなかったことに気づき、満を持しての購入！最初は盗賊とのスッタモンダありのイチャコラ話だと思いきや(あらすじ読まずに博打購入w)、途中から何とも怪しさ満点の雲行きに…！(表紙の小瓶の意味をやっと理解)そこが程好い高揚感を引き出してくれて、ミステリー小説を読んでいるワクワク感と美麗なイラストと中々によき濡れ場の一石三鳥で、ものすごく楽しめました！先生の他の作品も買おうと思います！あと、なんてったってイザイが、先生のおっしゃるように何だか素敵…キワモノキャラに惹かれる性分には放って置けない脇役！作中では中々に活躍(悪役ですがw)してくれて、益々先生の作品に傾倒しました(//∇//)

1件

2019年3月26日

にんにさん

(女性/30代) 総レビュー数：62件

盗賊の話はあまりなし

ネタバレ

このレビューはネタバレを含みます▼ 近代の貿易商ファンタジー、盗賊のお話はあまりなしですが、根底には盗賊の自由さ、たくましさが流れている感じ。それが反対に受の生い立ち、生活の裕福ながらも不自由な部分やつい乱れてしまところを際立たせているようです。手術だけで思い通り、そんなに便利なものがあるのであれば、継母などはもっと大きなことをしてそうなんですが。攻もあっさり手術されているし。と、つっこめば色々ありそうですが、主役二人のやり取りが中心なので気にしないように。小山田先生の挿絵も素晴らしく、イザイが話の印象よりカッコいいので、受を手術していないのもなんとなくわかる気がしました。あっさりしてますが、また読みたくなると思います。

1件

2019年9月5日

りーさん

(女性/40代) 総レビュー数：207件

作者の長所が最大限に活かされた舞台設定

沙野先生のお話はいくつか読んでいますが、こちらの西洋ファンタジーの作風が一番文体と世界観に合っていました。現代モノも好きなんですが、設定や展開が風変わりなので、時々無理があるように感じることがあったんですよね。それがゴリゴリのファンタジーだと違和感がなく、非常にしっくりくる気がしました。ストーリーは捻りが効いていて、恋愛面も心情が丁寧に描かれ、満足できる読後感でした。今まで読んだ先生のお話の中で一番短いのに、一番納得感のある作品で、言葉や表現ひとつ取っても完成度が高い作品だと思います。収まるところにすべて収まり、主人公が幸せになれて本当に良かったです。

0件

2020年11月7日