牧山さんの作品をひさしぶりに読みましたが、主人公の氷の貴公子パラリーガルのキャラクターはもちろん、攻めのブラックホール弁護士も主人公を上回るキャラクターで、甘い雰囲気も吹き飛ばす丁々発止の二人のやり取りが、逆に互いを信頼し合ってるからこそで
きるそれで、微笑ましくなりました。自分は可愛げの欠片もないと自覚している主人公が、可愛げない(と本人は思っている)言葉をポンポン投げつけるさまは、逆に可愛いやんけコイツとにまにまして読みました。
いい意味で物足らないと感じたのは、二人のキャラクターが強烈だったので、もっとこの二人のトークバトルやラブマシンガントークを読みたいと思ってしまったからなのかもしれません。
もっとみる▼