高評価のレビュー通り、とっても楽しかったです。「あー分かる。こういう人居そう。」と思える親近感がありました。そして裏の顔や内心で思っている(考えている)セリフが、いちいち面白くてずっと笑いながら読んでいました。真面目に語らせているのに何であ
んなに笑いを誘えるんですかね?先生の腕のなせる技でしょうけども、天晴れでした。最初からお互いの裏の顔(素)を知ってしまった事で、反発し合うように両極端な二人ですけど、ある意味《やじろべえ》みたいなもので一番端に重りがある状態でつり合っていたのだと思います。会うたびに同じスピード・距離感で近づいて…結果、最初から最後まで傾いて破綻する事なくいい具合にバランスが取れていたのだろうなと感じました。巧みな心理描写で明るく楽しい気分で読める素敵な作品です。2巻はスピンオフになっています。1巻とはまた違う雰囲気ですが、鈴木くんのキャラというか性癖みたいなものが斬新で面白かったです。2冊通して心の声にたくさん笑わせてもらいました。
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